野田首相がわかっていない4つの問題(1)=中国人有識者
中国網日本語版(チャイナネット)によれば、中日友好21世紀委員会中国側委員の葉小文氏はこのほど、野田首相がわかっていない4つの問題について論じた。以下は同記事より。
野田佳彦首相はテレビ番組で、釣魚島(尖閣諸島の中国側通称)国有化の結果に対して予測不足だったことを認め、特使を派遣して中国と対話し、首相自らも中国側の首脳と会う考えを示した。 それならなぜ最初からそうしなかったのか! 「犬が尾を噛むのではなく、尾が犬を翻弄するのだ」というたとえがある。犬は自分の意志で尾を追いかけているつもりだが、実際には犬は自分の尾に引き寄せられて、もてあそばれているだけなのだ。野田首相と言う「犬」をもてあそんでいる「尾」こそ、右翼極端主義だ。 極端主義は偏狭で利己的、排他的で高慢な世界観のこと。世界的に不景気、危機が連動して起こり、特に工業国の失業率が高まるなか、国民の気持ちは弱まり、民族主義が極端主義によって非理性的で目先のきかない国民感情として操作されている。
票を獲得するため政治家も極端主義に操作され、非理性的な政策決定をして危機を拡大させ、局面は収拾のつかないものになり、予測のつかない事態を引き起こす可能性が高まっている。
政界の右翼が言い出した「島購入」はまさに「尾が犬を弄ぶ」茶番だ。日本政府はまずそれを寛容し、その後「国有化」を打ち出し、右翼と一緒になって「尾」に踊らされた。戦争中、「日本には戦略家がいない」といわれたが、それから長い年月が経っても、日本の政治家の器量の狭さ、幼稚な政治、目先のきかない戦略などの欠点は変わっていない。
野田首相は「情況に対する予測を誤った」と認めたが、その原因は述べていない。筆者がみるにその原因は次の4つと考えられる。
(1)歴史をわかっていない。戦後、カイロ宣言とポツダム宣言に基づき、中国は日本が占領していた台湾、澎湖諸島などの領土を回収、釣魚島および付属島嶼も国際法上中国に返還された。今の日本の釣魚島問題における立場は世界的な反ファシズム戦争の勝利を公然と否定し、戦後の国際秩序に対する挑戦であり、人びとの怒りを買うものだ。(つづく)(編集担当:米原裕子)
