また、ザロムスキーの寝技だが、DREAMでの試合を見る限り、ガードを強いられても落ち着いて対処ができている。ただし、彼にとって、ニックのような寝技の使い手は初めての経験。体を制するという現代MMAで多くのファイターが忘れがちな、抑え込みに絶対的な強さを誇るシーザー・グレイシー門下生にあって、ガードファイターの印象が強いニックだが、トップからの攻めの強さもジェイク・シールズと双璧だ。

知らぬ間に左右のハイの距離を作るザロムスキー、一見、棒立ちでスローモーションながらダメージを蓄積できるニックのパンチ。この両者の遭遇は、MMAにあって独自のスタイルを持つ異端同士の対戦。かつてないMMA異文化交流戦が見られるだろう。

◆Strikeforce Miami主な対戦予定カード

<世界ウェルター級王座決定戦/5分5R>
ニック・ディアズ(米国)
マリウス・ザロムスキー(リトアニア)

<女子世界ライト選手権試合/5分5R>
クリスチャン・サイボーグ(ブラジル)
マルース・クーネン(オランダ)

<ミドル級/5分3R>
メルビン・マヌーフ(オランダ)
ロビー・ローラー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ハーシャル・ウォーカー(米国)
グレッグ・ネギー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ボビー・ラシュリー(米国)
ウェズ・シムズ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイ・ヒエロン(米国)
ジョー・リッグス(米国)

<フェザー級/5分3R>
パブロ・アルフォンソ(米国)
マルコ・パフンピーニャ・ダマッタ(ブラジル)