「100万近い給料が入っても、すぐにがっつり引き落とされる」世帯年収1300万、子育て中の地方平屋暮らしのリアル
世帯年収が1000万円を超えると生活に余裕が出るイメージがあるが、実際はそう単純でもないようだ。
投稿を寄せた熊本県に住む40代男性(事務・管理/年収1100万円)は、個人事業主として年収200万円を稼ぐ妻と合わせて、世帯年収1300万円。この収入について
「世帯年収800万くらいの頃は1000万超えに憧れはありました。でもやっぱりお金はあったらあっただけ、使ってしまうもので、正直裕福になったという実感はありません」
と本音を明かす。生活水準も当時とあまり変わらず、外食や旅行も最低限にしているという。(文:篠原みつき)
帰省でディズニーランドへ「全員で往復すると50万くらい掛かります」
男性が裕福さを実感できない大きな理由は、高校生、小学生2人、幼児という4人の子供がいることだ。妻の実家がある関東地方へ毎年夏休みに帰省しているという。
「せっかくなので、ディズニーランドなども毎年のように連れて行ってあげてますが、全員で往復すると50万くらい掛かります」
さらに、日々の食費もそれなりにかかる。
「食費は15万くらいかかっていると思いますが、そのうち5万円は毎月コストコで好きなものを思いっきり買うという事を家族みんなの楽しみのひとつとしてやっています」
また「車は2台持ち」で、これだけ見るとかなり出費が多そうだが、住居の固定費はかなり抑えられている。10年前に土地700万円と建物2300万円の計3000万円で35年ローンを組んだ。
「超低金利時代だったので、最初の10年は金利0.4%それ以降は固定で1.0%という金利でした。これはあまり人には言えませんが、非常に得したと思っています」
150坪の敷地に40坪の中庭付き平屋を建て、広い庭で子供たちとBBQやボール遊び、家庭菜園などを楽しんでいるというから、地方ならではの特権を活かしている。
月に100万近く稼いでも「すぐにがっつり引き落とされるの繰り返し」
さらに家計を支えているのが児童手当だ。2024年10月分から所得制限が撤廃され、支給対象も高校生まで延長で一人1万円、第3子以降は月3万円となっている。
「うちの場合は2ヶ月に1度子供4人で16万円振り込まれます。家計に飲み込まれますが、そのお陰でやっと気持ち的に余裕がある感じです」
ほぼ全ての支払いを楽天カードに集約させており、毎月の決済額は最低でも50万円、イベントがあると100万円近くになる。
「なので100万近い給料が入っても、すぐにがっつり引き落とされるの繰り返しです」
現在の貯蓄は全部かき集めて1000万円ほど。NISAに毎月10万円、iDeCoに毎月2万3000円、ふるさと納税を年間15万円と、制度をフル活用している。その一方で、子供たちの教育費には一切妥協せず、塾に3人、ピアノに3人通わせ、それ以外にも多数の習い事をさせているという。
「田舎ですが、ネット環境も整っているので、子供達は都会の子供達と同じようにテレビゲームや動画鑑賞も楽しみ有意義な暮らしをしていると思います」
お金はあったらあっただけ使ってしまうとは言いつつも、資産形成や子供への投資、住宅環境にガッツリ回せている時点で、十分に高収入の恩恵は受けていると言えそうだ。
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