【新華社北京6月16日】中国国防部の陳曦(ちん・ぎ)報道官は16日、日本の2026年版防衛白書の素案が中国を引き続き「これまでにない最大の戦略的挑戦」と位置づけ、「総合的な国力」で対応すると明記したとの質問に対し、日本はアジア太平洋地域の「火薬庫」になりつつあると指摘した上で、日本の「新型軍国主義」を警戒し、阻止しなければならないと強調した。

 陳氏は次のように述べた。日本はいわゆる「中国の軍事的脅威」を繰り返しあおり、意図的に対立を誇張し、安全保障上の不安を作り出すことで、自らの軍事的制約を緩和し、軍備を大幅に増強する口実を作り出している。このいわゆる「白書」は従来の主張の繰り返しで、中国に対する攻撃や中傷に満ちており、論じる価値すらない。

 実際には、脅威をかき立てる者こそ真の脅威を作り出している。日本は軍事費の大幅な増額を続け、殺傷兵器の輸出規制を緩和し、中・長距離ミサイルの配備を進めている。攻撃的な軍事力を拡充し、平和憲法の改正を推し進め、さらには「戦える国」になることを唱えている。「再軍事化」を加速させる日本はアジア太平洋地域の「火薬庫」になりつつある。

 平和を愛する人々は日本の「新型軍国主義」の妄動を強く警戒し、断固として阻止し、それが世界に災禍と動乱をもたらすのを防ぎ、戦後の国際秩序と恒久平和を守らなければならない。