JRAが定例会見 英国ダービーでの『ノンランナー』にも言及
JRA関西定例記者会見が15日、大阪市内で行われた。吉田正義理事長は会見の冒頭で宝塚記念(14日・阪神)について「馬場入場時からゲリラ豪雨ということで、すぶぬれになりながら声援を送っていただき、ありがたいなと頭が下がる思いでした。息子さんの松本好隆さんにオーナーが変わっての連覇。昨年の『ザ・ロイヤルファミリー』ではないですが、競馬の継承を強く感じました」と競馬のロマンやドラマ性に触れた。
会見では今年の英国ダービーで、1番人気馬ベンヴェヌートチェッリーニの後肢がゲートに引っかかった不完全な状態でスタートを切られて着外に敗れ、『ノンランナー(出走取消)』とされたことについても言及された。審判担当の松窪隆一理事は「競走は成立させて、確定前に当該馬を競走から除外されたものとみなして馬券を返還する制度。仮に当該競走をJRAで海外馬券発売していた場合、英国の規定に準じた対応を取ることになる。また、パリ協約に明記されており、多くの競馬主催国が導入していることから、今後、日本への導入の是非については検討したい」と話した。
また、3月14日からグリーンチャンネル『中央競馬全レース中継』の無料ライブ配信を開始。YouTubeのJRA公式チャンネル、グリーンチャンネルウェブ、JRA公式アプリで配信されるが、最大同時接続数はサービス開始以降、1日平均で約33・3万人、5月31日の日本ダービー当日は約56・3万人の視聴があったと発表された。グリーンチャンネルの加入数は無料配信の影響もあり、サービス開始前(2月末時点)が35万1258人だったのが、開始後(4月末時点)31万8270人と、1割近い減少が見られたという。
