【宝塚記念】クロワデュノール 春古馬3冠ならず 首差届かず2着 北村友「かわせなかったのは残念」
「宝塚記念・G1」(14日、阪神)
2番人気のメイショウタバルが史上3頭目の連覇を達成した。鞍上の武豊騎手(57)=栗東・フリー=は先週の安田記念に続き2週連続のG1制覇。登録している凱旋門賞(10月4日、仏パリロンシャン)に向け、“タバル&ユタカ”の最強コンビにとっては弾みになる勝利となった。2着には1番人気のクロワデュノール、3着にはダノンデサイルが入った。
わずかに届かなかった。1番人気のクロワデュノールは首差及ばず2着。道中はメイショウタバルの真後ろで徹底マークしたが、しぶとく粘る勝ち馬を最後までかわせず、史上初となる春の古馬3冠は夢と消えた。
泥まみれの顔をぬぐった北村友が肩を落とす。「直線に向いた時はすごく反応してくれましたし、とらえられる手応えでしたが、勝った馬もしぶとかった。かわせなかったのは残念です」。豪雨に見舞われたが、道悪のフランス重賞を制したほど。勝ち馬と同様にこちらも適性があるはずだったが、馬場に少し脚を取られたという。「4角で内の悪い所を通った時にバランスが乱れた。バランス良く走れていればというのはあります。ただ、勝ったタバルがしぶとかった」と悔しさをにじませながらも、相手をたたえた。
天皇賞・春で長丁場を走り切ったあとの春G1・3戦目。どの馬も成し遂げたことのないトリプルクラウン達成は想像以上に厳しかった。斉藤崇師も「勝ったと思ったんですけどね。残念です。武騎手にうまく立ち回られたのかなと思います。馬はいい内容で走れていた。春3走目で調整も難しいなか、よく頑張ってくれました。また秋ですね」と愛馬をねぎらい、前を向いた。
