臆することなく北中米ワールドカップの舞台に臨む。日本代表GK早川友基(鹿島)は2日後に控えたグループリーグ初戦・オランダ戦に向け、「個と個もそうだけど、チームとしての部分が一番大事。組織力は他の国にも誇れるものを持っている。そういう部分で上回っていくことが重要」と力を込めた。

 日本のFIFAランクが18位の一方、初戦で相まみえるオランダは8位。欧州が誇る強豪だが、早川はブラジルやイングランドを打ち破ってきた森保ジャパンの強さを確信している。

「今までも強豪国とやっているなかで、リスペクトしすぎず自分たちが下と思うんじゃなくて、いつも通り100%のパフォーマンスを出せば絶対に勝てる。自分たちに結果がついてくる相手だと思う」

 もちろん、油断をすれば間違いなく返り討ちに遭う相手。高さ、スピード、上手さもあるオランダについて、早川はGK目線で「高さ」が脅威と捉えている。「クロスボールやセットプレーは高さがある選手も多いし、そこは気をつけたい。GKが出れるところと、ダブルチームを組んでクリアをするところは必要になる」。守備面での各パターンを想定しながら、チームで守り切るイメージを語った。

 北中米W杯は11日に開幕した。初日は2試合が行われ、メキシコが南アフリカに2-0で勝利し、韓国がチェコに2-1で逆転勝利。2試合ともにチェックした早川は「初戦はどこのチームも難しい入りになりそう」と所感を述べる。

「そういうので(スコアが)動くのはセットプレーや相手のミス。予期していないことでゴールが生まれると見ていても感じた」。それはオランダ戦でも十分に起こりうることだ。早川は「大会を通じてセットプレーが鍵になってくる。そこも注意しながらも、自分たちも相手の隙を狙っていきたい」と展望した。

(取材・文 石川祐介)