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 ◇NBAファイナル第3戦 スパーズ115ー111ニックス(2026年6月8日 マジソン・スクエア・ガーデン)

 今季のNBA王者を決めるNBAファイナル第3戦が8日(日本時間9日)に行われた。西王者スパーズが大接戦を制した。スタメン全員が2桁得点をマークして、今シリーズ初勝利。通算1勝2敗となった。

 本拠地で迎えた第2戦は最終Q残り3分で同点に追いついたが、104―104の残り12秒でビクター・ウェンバンヤマがリバウンドを奪って、速攻を仕掛けようとした。しかし前を走るステフォン・キャッスルがボールを見ておらずまさかのパスミスでターンオーバーに。直後にウェンバンヤマがファウルでプレーを止めたが、ブランソンがフリースローを1本決めて1点ビハインドとなった。残り2秒でウェンバンヤマがミドルショットを放つが失敗に終わって、わずか1点差で2連敗を喫した。試合後の会見ではウェンバンヤマは「あれは俺のミスだった」と反省の言葉を口にした。

 敵地に移動して迎えた第3戦。この日は、トランプ米大統領が来場。そのため試合前から会場周辺は厳戒態勢が惹かれて、異様な雰囲気となっていた。国歌斉唱でスクリーンにトランプ大統領の姿を映し出すと、大ブーイングが起こった。

 第1Qは最大12点リードを奪った。しかし敵地ファンの大声援に屈した。第2Qだけで24―42と圧倒されて、前半は57―64と7点ビハインドで折り返した。

 後半は接戦の展開が続いた。スパーズ1点リードで勝負の最終Qに突入。開始早々に6―0のランで突き放した。残り1分53秒でステフォン・キャッスルが3Pシュート、残り12秒でディアロン・フォックスがステップバックシュートを沈めるなど何とか逃げ切って今シリーズ初勝利を飾った。

 先発全員が2桁得点をマークする中で、ウェンバンヤマは両チーム最多タイの32得点8リバウンド。勝負所で3Pシュートを決めたキャッスルが23得点をマークした。

 ▼ビクター・ウェンバンヤマ 試合終盤はペースをコントロールして落ち着いていた。よりシリアスになって全員で戦えた。(守備の向上について)よりコミュニケーションを取って、先回りできていた。(キャッスルについて)彼はグレートなプレーヤー。常に落ち着いているし、彼の存在感を言葉にするのは難しい。我々はいつも自信がある。自分たちの任務は終わっていない。