早田ひな「すみません…」取材中に言葉をつまらせ涙 世界選手権決勝での敗戦から再スタート 思いを語る【卓球アジア選手権日本代表選考会】
◇卓球アジア選手権大会 日本代表選手選考会(26日、所沢市民体育館)
今年10月にウズベキスタンで開催されるアジア選手権の日本代表選考会が26日に開催。早田ひな選手がステージ1を勝ち上がり、準々決勝へ進みました。
今大会は第1ステージで8組に分かれ総当たり戦を行い、1位突破。翌日のステージ2はトーナメント戦となり、準々決勝から決勝まで戦い、優勝者が代表の切符をつかみます。
今月の世界選手権団体戦で銀メダルを獲得した早田ひな選手は、岩見香蓮選手や伊藤友杏選手の高校生たちに2試合連続ストレート勝利で危なげなく勝ち上がりました。
試合後、取材に応じた早田選手は、「良くも悪くも、というところではあるんですけど、どちらかというと体の面というより心の面から体が不安定になっていったり、そういうのが今は起きやすい時期でもあるのかなと思っている」と現在のコンディションについて言及。
世界選手権では中国との決勝戦で、孫穎莎選手や王曼碰選手の世界トップ2に敗れたことを挙げて、「決勝の2戦負けてしまったところが自分の卓球人生のなかでもけっこう引きずっている部分ではあったんですけど、そこからまた今日の試合もそれ以来の試合なので、相手が誰であってもすごく“こんなに緊張していたかな”というぐらい緊張していたんですけど、だからこそ一本目からすごくどの相手でも集中することができましたし、自分としては悪くない試合が2試合続けられて良かったかな」と思いを明かしました。
激闘の世界選手権から2週間ですが、「体力的には大丈夫だったんですけど、そういう心の部分で余裕がなくて。なかなか今までの自分だとあまりあり得ない2週間を過ごしていた」と振り返る早田ひな選手。
卓球を「やりたくないと言えばやりたくないになるんですけど、“できない”みたいな感じですかね、どちらかというと」と話し、涙声で言葉がつまり「すみません…」と一言こぼします。
この大会の出場には、「なかなか自分がここまで追い込まれたことがなかったので。でも追い込まれたからこそ見つかる部分もたくさんありますし。今回の選考会もちろん勝ちに行く気持ちは持っているんですけど、どちらかというと自分がやりたいように、自分が何か新しい自分として発見できたらそれでいいのかなと思っているので。流れに身を任せた選考会になったらいいなと思います」と話しました。
第2ステージは27日に行われ、準々決勝、準決勝、決勝が開催。早田選手は準々決勝で郄森愛央選手と激突します。
▽準々決勝組み合わせ【女子】
早田ひな - 郄森愛央
赤江夏星 - 木原美悠
長粼美柚 - 石田心美
面田采巳 - 笹尾明日香
