【日本ダービー】皐月賞馬ロブチェン 牝系のスピード&パワーに父譲りのスタミナで“頂”へ
「日本ダービー・G1」(31日、東京)
皐月賞馬ロブチェンを担当する房野助手とは、彼がかつてナムラクレセント(11年阪神大賞典)でG1獲りに燃えまくっていた頃からの仲。自他ともに厳しい男で、鍛えられた体はまるでダビデ像のよう。取材中に「松浦さん、姿勢が悪いですよ!」と馬上から叱られたこともしばしば(笑)。私が美浦へ異動してからも交流は続いている。
皐月賞の翌日。「これから無双します。僕はともかく、松山をダービージョッキーにしたい」と意気込むロブチェンの父は、19年菊花賞&21年天皇賞・春を制したワールドプレミア。全兄に12年皐月賞2着ワールドエース、半兄には20年ダービー3着のヴェルトライゼンデがおり、きょうだいの中でもドイツ血統のスタミナを色濃く受け継いだステイヤーだ。
初年度産駒からクラシックウイナーを輩出。まだサンプルは少ないが、母ソングライティングの牝系との相性を探れば、父父ディープインパクト×母父父ストームキャットの配合はキズナに始まり、ラヴズオンリーユー&リアルスティール、サトノアラジン、エイシンヒカリなどG1馬がズラリ。同父父×母母父アンブライドルズソングには無敗の3冠馬コントレイルがおり、皐月賞を1分56秒5のレコードで駆け抜けたスピード&パワーにもうなずける。そこに父譲りのスタミナを加えて“頂”を獲りに行く。
