先発した大谷翔平=AP

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 【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグは13日、各地で行われ、ドジャースの大谷翔平は本拠地でのジャイアンツ戦に先発し、7回4安打無失点、8奪三振の好投で3勝目を挙げた。

 直球は最速100・6マイル(約162キロ)をマーク。球数は今季最多の105球で、2試合連続で7回を投げ切った。防御率は両リーグトップの0・82となった。指名打者(DH)は兼務せず、投手に専念したのは今季4度目。スコアは4―0で、ドジャースは連敗を4で止めた。

 前日に12試合ぶりの7号ソロを放ったものの、大谷は打席には立たず、投手に専念した。打撃が本調子ではない中で、ロバーツ監督らとの話し合いの末に出た結論だったが、二刀流ならではの切り替えで臨んだ。「(投打の)どっちかで勝利に貢献できる。打撃が悪くても、しっかりとマウンドで貢献したいという気持ちで、毎回マウンドに行っていた」。4連敗中だったチームを助ける好結果を出した。

 一回二死一、三塁のピンチでは、5番の左打者エルドリッジに対し、この日最速の100・6マイル(約162キロ)の直球を投げ込み、最後は足元の方向に曲がるスイーパーで空振り三振。六回一死一塁では、4番デバースから高めの98・1マイル(約158キロ)で空振り三振を奪い、雄たけびを上げた。七回は連打を許したが、相手の走塁ミスもあって無失点で切り抜け、両リーグトップの防御率0・82をマークした。「投げ心地は今のところいい」と手応えを感じつつ、「あまりまだ、そこ(数字)を気にする段階ではない」と語った。

 登板翌日となる14日のジャイアンツ戦は今季初めて欠場する予定だ。2試合連続で打席に立たないというチームの方針は受け入れており、「明日のオフを利用しながら、自分が納得できる形を(見つけて試合に)出たときにできれば、(休養日を)有効に使えるんじゃないかなと思う」。復調の兆しが見え始めた打撃の改善に意識を向けていた。