中国・上海で、「ポケットモンスター」の人気キャラクターが展示され、多くの人でにぎわう公園(1日)=守谷遼平撮影

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 【上海=田村美穂】日中関係が悪化する中でも、日本のアニメ関連のイベントが人気だ。

 若者を中心に日本文化に親しむ人が増え、政府の対日批判を冷静に受け止めているとみられる。

 中国で労働節(メーデー)の大型連休が始まった1日、上海中心部の公園では「ポケットモンスター」関連のイベントが開かれ、人気キャラクター「ピカチュウ」の模型の前で親子連れらが撮影を楽しんだ。

 家族3人で来園したIT会社員、張潔さん(35)は「中日関係の悪化は気にしない。好きなものは好き。ポケモンは何にも代えられない」と話した。

 昨年11月以降、中国では大型会場で行う日本の歌手らのコンサートが立て続けに中止に追い込まれている一方、アニメなどの小規模のイベントは続いている。北京では4月末、「週刊少年ジャンプ」の関連グッズを販売するショップやカフェが開店して人気だ。

 上海の百貨店では4月中旬、「アンパンマン」をテーマにした期間限定の店舗がオープンし、キャラクター形のパンを買う客でにぎわっている。ソフトウェア会社員、王美玉さん(38)は、「早く中日関係が良くなってほしい」と話した。