「やはり、普段泣かない龍一くんが・・・」“りくりゅう”の一番の思い出は? 今後は指導者として再びオリンピックへ「2人で頑張っていきます」
今年2月ミラノ・コルティナオリンピックでペアとして日本勢初の金メダルを獲得した「りくりゅうペア」こと三浦璃来さんと木原龍一さんが今季の一番の思い出や今後への決意を語りました。
2月のオリンピックでその名をとどろかせたりくりゅうペア。今月2人そろって、SNSで現役引退を発表しました。22日には、都内で令和7年度優秀選手表彰祝賀会に出席。スピードスケートの郄木美帆さん、フィギュアスケートの坂本花織さんら今季限りで引退を決めた選手らとともに「特別功労賞」を受賞しました。
壇上でのスピーチでは、今シーズンの一番の思い出について聞かれ、三浦さんは「やはり、普段泣かない龍一くんが・・・」と話し、木原さんがふき出し、会場からも笑いが起こります。
オリンピックのショートプログラムではリフトのミスもあり5位発進。リンクの上でうつむき動けなくなるほどショックを受けていましたが、翌日のフリースケーティングでは、世界歴代最高得点で大逆転優勝を飾りました。
そのときの木原さんの涙を思い返した三浦さんは、「それまで7年間、積み上げてきたものがショートプログラムのミスで一度落ち込んでしまって、そこから取り戻すのがすごい大変だったんですけれど、2人で7年間積み重ねてきたことを信じて、フリープログラムでは演技をすることができたので、龍一くんの涙が一番印象に残っています」と笑顔をみせました。
一方、「オリンピックのフリーが一番記憶に残っています」と木原さん。「2人で7年間積み重ねてきたものがすべてあの試合で発揮されたという思いがあった。普段はどちらかと言ったら僕が引っ張るタイプで9割僕がお兄さんだったんですけれど、あの試合は9割三浦さんがお姉さんになって・・・」と話すと、三浦さんが指で数字の「10」をつくったのをみて、すぐさま「10割です」と笑顔で修正。
さらに、「本当に、心が折れそうな瞬間だったんですけれど、本当に今まで見たことない強いリーダーシップで引っ張っていただいて、三浦さんがいなければ金メダルがなかった。インタビューでりくちゃんが私がお姉さんと話していて、そちらのイメージが強くなってしまって、それも含めて僕の中では一番印象に残っています」と話しました。
今後に向けては、「将来的には日本をペア大国に」と話すと、会場から拍手。ペアの魅力をさらに広げて、「将来的に指導者として、またオリンピックに戻れるように2人で頑張っていきます」と力を込めました。