長谷川師を背に坂路で軽快な動きを見せるナムラクレア(撮影・坂部計介)

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 「高松宮記念・G1」(29日、中京)

 高松宮記念3年連続2着で悲願のG1初Vを狙うナムラクレアは25日、長谷川師が自らまたがり、栗東坂路で最終追い。馬なりながら、ダイナミックな動きを披露。特にラスト1Fは11秒6と切れ味は鋭く、万全の状態でラストランに挑めそうだ。

 ◆長谷川浩大調教師 

 −最終リハの動きは。

 「非常に雰囲気は良く、申し分のない仕上がりだと思います」

 −前走は阪神C2着。

 「思ったより道中の流れが速くなって、勝負どころで先行勢とかなり距離がありましたが、びっくりするくらい脚を使ってくれた。負ける形になりましたが、能力はしっかり発揮できた」

 −7歳になった。

 「フィジカル面、メンタル面も含めて、衰えを全く感じさせない。タフなレースを経験してきたが、気持ちが折れないのが彼女の最大の武器」

 ◆浜中俊騎手

 −ラストランでコンビ復活。

 「ありがたい気持ちでいっぱいです。最後の手綱を任せてもらえたので期待に応えなければ、という思いも強いです」

 −2週前と1週前追い切りの感触は。

 「もともと調教もよく動く馬ですし、2週前、1週前と相変わらずいい動きをするなと。この馬に乗るのは少し間があきましたが、その時と比べても遜色ない、いつものナムラクレアでした」

 −勝ち切るためのポイントは。

 「枠順とか馬場状態、いろんなことを考慮して作戦を考えたい。何より長所である最後の瞬発力を存分に引き出してあげる、まずはそこを一番にアプローチしたい」

 −悲願のG1制覇へ。

 「2歳からこの馬に携わらせてもらって、オーナーを始め、長谷川調教師やスタッフみんなが、何とかクレアにG1を、という思いでやってきた。その最後、集大成だと思って気持ちを背負ってレースにぶつけたい」