スローでも「おーすごい」大相撲、午前の取組から物言いがついた土俵際の“微妙すぎる攻防” 「軍配通り」「ナイス」行司の眼に称賛

<大相撲三月場所>◇六日目◇13日◇大阪・エディオンアリーナ
まだ観客も疎な館内がどよめいた。土俵際、もつれ合うように両力士の体が宙を舞い、ほぼ同体で土俵の外に着地。肉眼では判別困難な際どい攻防に、審判団が即座に土俵へ。その微妙な決着の瞬間、行司の眼にも反響の声があがった。
問題の場面は序二段百枚目・本東(玉ノ井)と、序二段九十七枚目・大光(阿武松)の一番。立ち合いから一気に攻め込んだのは大光だった。激しく突き押し、本東を赤房下の徳俵まで追い詰める。万事休すかと思われた瞬間、本東が起死回生の左からの掬い投げを放った。
両者の体が重なり合い、ほぼ同時に土俵の外へ。行司の木村友三郎は、一瞬のどよめきののち、投げを打った東の本東に軍配を上げた。しかし、すぐさま審判団から物言いがついた。
明快なアナウンスに館内から拍手
しかし、スローリプレイで見ると、本東が外に出るよりも、ほんのわずかに早く大光の左膝が砂についているようにも見えた。協議の結果、審判長から「大光の膝が先についており、軍配通り本東の勝ち」と明快なアナウンスが流れると、館内からは大きな拍手が送られた。
この手に汗握る攻防と、行司の正確な判断にABEMAの視聴者も即座に反応。「朝からものE(物言い)」「膝が先に落ちてるな」「おーすごい」といった声のほか、正確に勝負を見極めた行司に対して「友三郎ナイス」「いい軍配」「動体視力どうなってるんだ」と称賛のコメントが相次いだ。また、聞き取りやすく丁寧な審判長のアナウンスにも「先生マイク優しい」「安心できる声」と注目が集まっていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
