手取り17.5万円「倒れても『気を付けて』と言われるだけ」40度超えの給食室で働く職員の不満
学校給食は日々の子どもたちの食事を支えるインフラだが、現場で働くスタッフの労働環境には大きな問題があるようだ。
東京都の40代女性(年収350万円)から、「学校給食の委託業者」として働く実態についての投稿が寄せられた。彼女の手取りは「17.5万円」。同じ学校で働く教職員との待遇差を踏まえ、「少なすぎる」と不満を漏らしている。(文:湊真智人)
「間に合わなければ委託業者の責任。おかしな話」
女性は職場の責任の所在についても理不尽さを感じている。
「同じ学校で働いているのに先生などの職員となぜこんなにも違うのか。何かあればすぐさま叩かれる、委託業者の責任となる。子供も親も教職員も、もっと責任を持つべき」
親や生徒と指導側、そして給食現場の連携が取れていないのだろう。
女性は「学校栄養士も現場を知らなすぎて無茶苦茶な献立を立て、間に合わなければ委託業者の責任」とも綴っている。無茶な要求をされて、最終的な責任だけを被るのは、まさに「おかしな話」だ。
夏場は40度超え「体育館より先に給食室に空調を」
さらに深刻なのは、夏の労働環境だ。
「学校の中で子供第一なのはわかるけど、夏場は40度を超える調理室。教室にエアコンをつけたのならば、体育館より先に給食室に空調をつけるべき。倒れても、死人が出ても『気をつけて作業してください』と言われるだけ」
個人がいくら熱中症に注意したところで、40度超の密室での作業は危険だ。倒れるスタッフが出ても環境改善が後回しにされている現状を受け、女性は
「みんな給食があることをありがたがるくせに、働いている人のことは何も考えてくれない」
と怒りを滲ませている。安全な労働環境すら整えられず、割に合わない責任ばかり押し付けられるのであれば、このまま仕事を続けるのは難しそうだ。
※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/94ZJP3D8
