「畳むときに手が濡れる」問題をクリアした傘がさらに進化しました
傘を選ぶときに何を基準にしますか? 柄、軽さ、晴雨両用……気になるポイントは色々とありますよね。でも、これからは「面倒くさくない」も選択肢の一つに入りそうです。
傘の面倒なポイントのひとつに、「畳むときの動作」があります。折りたたみ傘は言わずもがなですが、普通のストレート傘でも、畳んだあとにベルトでくるっと布地をまとめて...面倒です。手も濡れます。
そんな面倒に終止符を打ったのがmarna。昨年、ベルトや留め具のいらない傘を発売したというニュースは聞いていました。なにやらめちゃくちゃ売れたらしい。でも、個人的にはそこまで注目していなかったんですよね。
でも、先日、リニューアル版のお披露目会に参加してひと目惚れしちゃったんです。めっちゃいいじゃないですか。
濡れたくないのに濡れなきゃいけない矛盾を解決
「Shupatto(シュパット)アンブレラ」が誕生した背景には、「雨に濡れないように傘をさすのに、傘を閉じるときに手がびしゃびしゃに濡れてしまう」という矛盾と不満がありました。
そこで、閉じる動きに連動して骨が回転することで生地をくるくると巻き込む傘が誕生。こうやって書くとなんだか簡単にできたように思われますが、開発には5年かかっています。
最大の改善点は重さ
で、発売すると累計出荷数16万本突破のヒットになったんですが、改善点があったんですね。それが重さ。
Shupattoアンプレラは、布地を内部にまとめるために補助的な骨が組み込まれており、一般的な傘と比べると骨の本数が2倍になります。第一世代はその骨組みの素材にスチールが使われていて、ちょっと重いんです。発表会場では第1世代を持つこともできましたが、思わず「お重っ」とつぶやいてしまうほど。
リニューアル版は、骨の素材をグラスファイバーに変更したことで約30g軽量化されました。ふたつを比較するとその差は歴然。約30gなんてどうってことないと思うかもしれませんが、明確に違いました。
狭小スペースでも乾かせるギミックはそのまま
Shupattoアンブレラには、半開き状態で乾燥させられるギミックがあるのですが、それは最新世代でも健在です。
狭小住宅や集合住宅など、使用後に全開にして乾かすことができない事情を抱える人は少なくありません。傘を長持ちさせるためにも、雨の日でも気持ちよく過ごすためにも、半開きで止まる「乾燥用ストッパー」は絶対に欠かせないんですって。この傘を使う方が、どんな環境で暮らしていたも等しく快適な傘ライフを送れるように、という強い気持ちが込められているみたい。
私がマーナを好きな理由がわかった
私、マーナって好きなんですよね。痒い所に手が届くアイテムを作っているから。
世の中にはいい製品がたくさんあるけれど、何か見つけたときに「マーナでは同じようなものがあるのかな? 」って検索することが多々あります。マーナのアプローチの仕方をチェックしてから、最終的にどれを購入するか選んでいる感じ。
今回、マーナの中の人たちに商品開発におけるこだわりを聞いたのですが、徹底的にユーザー目線を大切にしているのだとか。リアルな困りごとにリアルなソリューションを提供する。そのために、社内に3Dプリンターがあり、思いついたものは速攻で立体化してトライ・アンド・エラーを繰り返しているんですって。
「なるほどな〜」と納得しました。うん、パープルの傘、買うわ(予算に余裕ができたら)。
新型の「Shupattoアンブレラ」は、公式サイトで販売中。Amazonでは新型はまだ未入荷のようです。
訂正[2026/02/25]製品名の表記と、公式サイトでの販売状況を訂正しました。

