実家に20年以上しまい込まれていた作品を見て決意。子どもの絵やプリントを「ため込まずに大切にできる」片付けルール
子どもの作品やプリントを、ついつい取っておいてしまう…というママは多いのではないでしょうか。捨てられないけれど、気づけば棚や引き出しがいっぱいに。今回は、フルタイムで働く2児の母・よしいさんに、作品やプリントを「ため込まずに大切にできる」片付けルールを伺いました。「思い出を残すことと、ものをもち続けることは違う」というよしいさんの気づきについて、詳しくご紹介します。

申し訳なくて捨てられない!子どもの作品やプリントたち

子どもが描いた絵や、初めてのテスト。どれも成長の証で、簡単には捨てられないですよね。私も同じで、「がんばったのに捨てたらかわいそう」「思い出にとっておきたい」と思って、ため込みがちでした。
気づけば、棚の上にはホコリを被った作品たち、机には放置されたプリントの山…。ものの多さに気持ちがザワつくようになりました。
整理のきっかけは「実家の片付け」だった

そんな私が考え方を変えるきっかけになったのは、「実家の片付け」でした。
私が30歳を過ぎても、母は私が小学生時代に図工で描いた絵や、受験勉強の模試を大切に取っていてくれたんです。
もちろん、母の気持ちはうれしい。でも、20年以上も日の目を見ずに押し込まれていたのかと思うと、複雑な気持ちになりました。思い出を押し込んで暮らすよりも、私は今この瞬間の成長を見つめたいと思い、自分の子どもの作品を整理しようと決意したのです。
子どもの作品は、しっかり飾ってから手放す

それからは、作品をむやみに取っておかず、「しっかり飾って、しっかり手放す」ようにしました。
子どもがもち帰った絵や工作は、リビングの一角に飾って「色使いがオシャレだね」「ウサギがかわいく描けたね」と具体的に褒める。そのあと、写真に撮ってデータで残すようにしています。
「飾ってもらえた」「認めてもらえた」という満足感があると、子ども自身も納得して手放せるんですよね。
思い出のものは、スペースを決めて保管

子どもがくれた手紙や、賞状、記念品…どれも物語がありますが、すべてを保管しておくのは難しい。そこで私は「思い出ボックス」を子ども別に1つつくり、そこに入る分だけ残すようにしました。
去年「残す」と決めたものであっても、翌年新しいものが入れば、「処分」に降格する場合も。
スペースからあふれた分はスマホで撮って、写真に残します。「あのときこんな絵を描いていたね」と話せれば、ものがなくても思い出はちゃんと残ります。子どもと一緒に見返す時間も楽しいものです。
プリント類は、週末にサクッと処分がルール

プリントをため込むと、あとから見返して取捨選択するのが大変! わが家では、平日その場で判断、そして週末に「処分タイム」を設けています。
学校からのお知らせは、持ち帰った日に必要なものだけ残してその場で処分。平日夜に疲れた頭で読むのがちょっと難しいときは、週末にもち越し。テストや宿題は1か月分だけ保管して、「がんばったね」と子どもに声をかけてから燃えるゴミへ。
次から次へと増えますから、定期的にリセットしています。
大事なのは、残すことより「がんばりを認めること」

こうして作品やプリントを循環させるようになってから、もち帰ってくる作品やプリントに「げ!」と思わなくなりました(笑)。
そして気づいたのは、作品を残すことよりも、子どものがんばりを認めることが大事ということ。見返せるものがなくても、子どもと一緒に「このときこんなことができたね」と話せる時間があれば、それがいちばんの思い出になるし、子どもの自信につながるように感じています。
