パラグアイ代表のアルファロ監督。試合は追いつかれての悔しいドローも、会見後に日本への感謝を口にした。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 パラグアイ代表は10月10日、日本代表と敵地で国際親善試合を戦い、2−2で引き分けた。

 パラグアイは21分にミゲル・アルミロンのゴールで先制するが、その5分後に得点を許す。タイスコアで迎えた64分に、ディエゴ・ゴメスのゴールで勝ち越したが、90+4分に再び追いつかれ、2−2のドローで試合を終えた。
 
 試合後の会見で、パラグアイのグスタボ・アルファロ監督の人間性が垣間見えるワンシーンがあった。

 登壇したアルファロ監督は、記者から総括を求められると「今日は非常に素晴らしい試合になった」と語り、さらに「私たちは日本を素晴らしいチームだと思っていますし、大いに日本をリスペクトしています」と続けた。

 そして約15分間の会見を終え、司会者が「これで会見を終了します」と述べたあと、また話し始めたアルファロ監督は、次のように感謝を口にしたのだ。

「日本の皆さんに感謝を申し上げます。今回の滞在中に、たくさんの方が非常に良くして下さり、優しくおもてなしをしてくださいました。日本のチームにとって、素晴らしいワールドカップになるように心から願っています。ありがとうございました」

 試合は後半アディショナルタイムに得点を許してのドローだっただけに、悔しさが残っているはずだ。それでもパラグアイ指揮官が示した姿勢に、会場からは大きな拍手が送られた。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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