2025年9月12日にリリースされたゲーム「ボーダーランズ 4」に、最適化不足でゲームがクラッシュするなどの報告が相次いで寄せられています。人気シリーズの続編ということもあって、事前の期待との落差からユーザーの不満は高まり、報告に対する開発元企業のCEOの対応が非難される事態にも発展しました。

Borderlands 4 CEO responds to criticism: Code your own engine | Windows Central

https://www.windowscentral.com/gaming/borderlands-4-ceo-code-your-own-engine

ボーダーランズ 4のSteamのレビューを「最も参考になった(全期間)」に絞ってみると、日本語ではおおむね「おすすめ」の評価が上位に来ますが、英語では「おすすめしない」ばかりで、その多くが最適化の問題を指摘しています。



ラッシュする、動きがカクつくなどの報告のほか、高スペックの「RTX 5090」や「Ryzen 9 9950X3D」を使いつつ、解像度1440pで低設定でも、フレームレートが大して上がらないなどの報告もあります。





ネット掲示板やX(旧Twitter)にも不満が寄せられる中、開発元企業Gearboxのランディ・ピッチフォードCEOが多くの指摘に反論。「設定次第で多くが改善する」と伝え、各自で設定を見直すよう促しました。

ボーダーランズ 4のカスタマーサービスへの報告のうち、パフォーマンスに関連するものは全体の約0.04%に過ぎず、さらにそのうち0.037%は設定の見直しを促したことで問題が解決しているとのこと。ピッチフォードCEOはこれを「オンライン上の他人の意見に影響されている人にとって興味深く有益な視点となる」と指摘しています。

また、ボーダーランズ 4は「プレミアムゲーマー向けに作られたプレミアムゲーム」であり、最新のCPU、GPUの機能をフルに活用しているため、古いPCを使う人は設定を見直す必要があるとのこと。3〜4年前のPCであれば、120fps以上を出せることが確認されているそうです。ゲーム内にはFPS、解像度、レンダリング機能のバランスを調整できるツールが豊富にあるため、バランスに満足できない場合は自分で設定を変更してパフォーマンスとクオリティのトレードオフをしなければならないとピッチフォードCEOは案内しました。

ピッチフォードCEOは「最新のGPUでも満足に動作しない」などのコメントに一貫して「個人のPCスペックに合わせた調整をお手伝いいたします」と返信していますが、業を煮やしたのか「ぜひ、独自のエンジンを書いて、その仕組みを見せてください。成功すれば、私たちはあなたの顧客になります」と返信する一幕も。





テクノロジー系メディアのWindows Centralは「ユーザーのハードウェア構成が多岐にわたることは最適化にとって確かに課題であり、PC環境の多様性がパフォーマンス問題を悪化させているのは疑いようがない。ただ、おそらく状況を悪化させているのは、ピッチフォードCEOのSNSでの発言スタイルだろう。これは、ゲームの性能が仕様通りに機能していないと感じるユーザーをさらにいらだたせるだけだろう。顧客の懸念に対して攻撃的な態度を取ることは、明らかに状況を悪化させるだけだ」と指摘しました。