「Numbers to know」は、モダンリテールが注目するニュース(8月22日(金)〜8月28日(木))を数字とともにご紹介します。

7%

PDD、第2四半期売上は7%増にとどまる

テム(Temu)を運営する中国PDDホールディングスは、4〜6月期売上が前年同期比7%増の1040億元(約2.3兆円)だった。伸び率は数年で最低水準だが予想は上回った。純利益は4%減少したものの、調整後営業利益は予想を超過。株価は時間外取引で一時11%上昇後、取引時間中は横ばいで推移した。米国関税の影響が続くなか、中国政府の消費刺激策が一時的に業績を下支えした格好だが、成長鈍化傾向は鮮明になりつつある(ADWEEK)。

5%

ウォルマート、第2四半期売上高が約5%増

ウォルマートの5〜7月期売上高は1,774億ドル(約26兆円)で前年同期比4.8%増(恒常為替ベース5.6%増)。来店客数や滞在時間が伸び、ECも25%増と好調だった。一方、保険費用の増加で営業利益は8.2%減少し、株価は一時5%近く下落。それでも通期の売上見通しは上方修正された。米国売上の約3分の2は国内調達のため関税の影響は限定的だが、値上げに踏み切れば業界全体に波及する可能性がある(Business Wire)。

99%

フットロッカー株主、ディックスによる買収を圧倒的多数で承認

スニーカー販売を主力とするフットロッカー(Foot Locker)は、株主の99%がスポーツ量販小売ディックス・スポーティンググッズ(Dick’s Sporting Goods)による24億ドル(約3500億円)の買収を承認した。規制当局の承認もすでに得ており、9月8日に完了する見込みだ。両社の統合で、フットロッカーの約2400店舗とディックスの約800店舗が合わさり、年商210億ドル規模の企業が誕生する。フットロッカーは独立ブランドとして存続するが、仕入れ交渉力や顧客基盤の共有などでシナジー効果が期待される。一方、フットロッカーは売上減少と構造改革の途上にあり、「課題を抱えた企業の買収」との見方もある(Retail Dive)。編集部