天童市と東根市の一部にのみ生息! 国の絶滅危惧種の淡水魚「カクレトミヨ」の個体数調査! 今年から新たな戦力も(山形)
山形県東根市ではきょう、国の絶滅危惧種である淡水魚「カクレトミヨ」の個体数調査が行われました。
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限られた場所にしか生息できないカクレトミヨの保全活動に今年から新たな戦力が加わりました。
藤井響樹アナウンサー「カクレトミヨの生息地はこちらの町中を流れる川の中にあるんです。今こちらでカクレトミヨの生態調査を行われています」
水のきれいな池や川にのみ生息する、体長5センチほどの淡水魚がカクレトミヨです。
天童市と東根市の一部にしか生息していません。
そのひとつ、東根市の羽入(はにゅう)地区にある小見川(おみがわ)では、毎年カクレトミヨが成魚になるこの時期に個体数の調査を行っています。
清流の里おおとみ保全推進協議会 鈴木正明 会長「捕獲した数から推定するというやり方をしているので、去年は680匹ぐらい。ここ数年間はある程度落ち着いて1000匹代ぐらいで推移していたところです」
きょうは市の職員や保存会がカクレトミヨの個体数を調査するためのトラップを設置しました。
中に重りや餌の入ったトラップ、およそ200個をカクレトミヨが住み着く水草の下に仕掛けていきます。
藤井響樹アナウンサー「カクレトミヨの保全活動にはあちら地元の高校生も参加しているんです」
こちらは東桜学館高校の生徒達です。
東桜学館高校 生徒「カクレトミヨの保全活動に東根の高校として関わりたいという事で、探究活動の一環として今回参加させていただきました」
東桜学館では今年9月からカクレトミヨをテーマにした学習が始まり、今回生徒たちが調査に初めて加わりました。
調査を前に、生徒たちは飼育されているカクレトミヨを見たり、論文を調べるなどして理解を深めてきたということです。
東桜学館高校 生徒「あまり東根について詳しくなかったがカクレトミヨを通してもっと東根のことを知って守っていけたらいいなと思う」
きょうは雨も降り寒い中での活動でしたが、一生懸命カクレトミヨの個体数を調べるための準備を進めていました。
清流の里おおとみ保全推進協議会 鈴木正明 会長 「カクレトミヨの存在と保護活動を広めていただける上でプラスになる」
東桜学館高校 生徒「中学校の方でも今カクレトミヨに興味を持っている子がいて、そういった子たちに私たちが学んだことを引き継いでいけたらいいと思う」
東桜学館高校 生徒「雨降ってるし、水も冷たくて寒かったんですけど、カクレトミヨがどういうところにいるのかを考えながらもっと知ることが出来たかなと思う」
トラップはあす引き上げられ、そこにかかった個体数をもとに、生息数などを明らかにしていくということです。
