毎年募集されている交通安全年間スローガン

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「全日本交通安全協会」と「毎日新聞社」の共催で募集を行っている、交通安全年間スローガン。昭和40年から毎年募集されており、令和5年は58回目となります。

膨大な応募の中から、内閣総理大臣賞(最優秀作)や警察庁長官賞(優秀作)などが選ばれており、作品は面白いものや思わず唸るもの、少し考えさせられるものなど多種多様です。

また、全国各地の自治体でもスローガンが募集されており、”地方の特色”が出ている面白い作品があったりもします。

今回は、交通安全スローガンの中から、”ちょっとユニーク”なものをいくつかピックアップしてみました。

令和5年の交通安全スローガン3選

はじめに、令和5年の交通安全年間スローガンをいくつか見てみましょう。

・内閣総理大臣賞/一般部門A(運転者向け)
「運転は ゆとりとマナーの 二刀流」

・内閣総理大臣賞/一般部門B(歩行者・自転車利用者向け)
「自転車に 乗るなら必ず ヘルメット」

・内閣総理大臣賞/子ども部門
「ぺだるこぐ ぼくのあいぼう へるめっと」

一般部門Bと子ども部門では、自転車のヘルメット着用に関するスローガンが最優秀作を受賞。自転車利用時のヘルメット着用が努力義務化されたこともあり、”トレンド”を取り入れた作品が入賞しています。

面白い交通安全スローガン

■時流に乗った作品

・内閣総理大臣賞/運転者向け/令和3年
「ゆとりある 心と車間の ディスタンス」

・佳作/運転者向け/平成26年
「五輪だけ? 二輪も四輪も お・も・い・や・り」

・佳作/運転者向け/平成7年
「シートベルト 同情するなら 締めてくれ」

・佳作/運転者向け/平成5年
「交通ルール 守って長生き 百才 百才」

■考えさせられる作品

・内閣府特命担当大臣賞/運転者向け/平成30年
「一杯で 消える未来と 消せぬ罪」

・警察庁長官賞/運転者向け/平成23年
「一滴が 涙に変わる その飲酒」

・警察庁長官賞/運転者向け/平成17年
「運転中 握るケイタイ 消える視野」

・佳作/運転者向け/昭和53年
「おみやげは 無事故でいいの お父さん」

・優秀賞/「交通安全」川柳コンテスト/平成28年
「前を見ろ! ながらスマホに 六文銭」

■独特な世界観が広がる「子ども部門」の作品

・内閣総理大臣賞/子ども部門/平成14年
「そこちがう しましまマークが ついてない」

・警察庁長官賞/子ども部門/平成11年
「信号が ピカピカチュウい 止まろうね」

・佳作/子ども部門/平成9年
「ゲームはリセットできますが 事故はリセットできません」

・佳作/子ども部門/昭和48年
「トンボのおめめでよーくみて 子リスのはやさでわたりましょう」

・佳作/子ども部門/昭和47年
「キオツケロ 車はみんな怪獣だ」

・佳作/子ども部門/昭和42年
「むこうにお花が咲いてても みちは右がわとおりましょう」

【番外編】通訳必須?青森県警察の広報標語

・優秀作/特殊詐欺被害防止広報
「おがしけだ 電話葉書は かまいしな」
(怪しい不審な 電話や葉書は 相手にしてはいけない)

・佳作/特殊詐欺被害防止広報
「はかめいで じぇんこはらうな ふとさきげ」
(慌てて お金を払ってはダメ 必ず誰かに相談しよう)

・佳作/特殊詐欺被害防止広報
「だびょん ごったより まず確認」
(大丈夫だろうとうかつに行動しないで まず確認)

・優秀作/交通事故防止広報
「むたむたど けんどさ出れば ひがいるや」
(脇目も振らずに 道路に出れば 車にひかれるぞ)

・佳作/交通事故防止広報
「わんつかだはんで けねでばな んだなへそいだば まねでばな」
(ちょっとくらいだったら酒を飲んでも 問題ないだろう そうじゃないだろそれだと だめだよ)

・佳作/警察官採用募集広報
「いがもかだれ ゆぐでねやづ ふこがさねが」
(あなたも一緒に 悪いヤツらを やっつけよう)