2得点で今季ホーム初勝利に貢献した遠野。写真:滝川敏之

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 川崎フロンターレは4月19日、ルヴァンカップのグループステージ第4節で清水エスパルスと対戦し、6−0の完封勝利を収めた。

 立ち上がりから主導権を握った川崎は13分に先制。左CKから相手のクリアボールに反応した遠野大弥が左足のボレーで合わせてゴール左に決めた。

 さらにその3分後、ペナルティエリア手前左で遠野が宮代大聖とのワンツーから右足を振り抜くと、カーブのかかったシュートがゴール右に突き刺さり、追加点を挙げた。

 遠野の活躍で2点をリードした川崎の勢いは後半も衰えない。最終ラインから丁寧に繋いでビルドアップし、アタッキングサードではワンタッチパスを駆使して相手を翻弄。左サイドではウイングの遠野をサイドバックの佐々木旭が追い越してパスを受け、チャンスに繋げるなど、好連係が光った。
 
 そして、58分には右CKから車屋紳太郎がヘディングで合わせて加点すると、69分には敵陣でボールを奪ったショートカウンターから、瀬古樹が決めて4点をリード。さらに84分と89分に、脇坂泰斗が追加点を挙げた。試合はこのまま終了し、歓喜の瞬間を迎えた。
 
 川崎はこれがホームでの今季初勝利。待望の等々力陸上競技場での白星に、終了のホイッスルが鳴った瞬間、スタンドのサポーターも総立ち。最後まで戦い抜いた選手たちに大きな拍手と歓声が送られた。

 川崎は今シーズン、ビルドアップでの簡単なパスミスが目立ち、敵陣深くまで運べても、ラストパスの精度を欠いてシュートまで持ち込めず。逆に自陣でボールを奪われてカウンターを受けるシーンが何度もあり、勝ち切れない試合が多かった。

 そんななか、この日は川崎の“らしさ”が戻ってきたようなゲームだった。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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