「GKは背が高いに越したことはない」は偏見?168センチのレジェンド守護神が熱のこもった反論!「その発想自体がそもそも間違いだ」
話題のシーンはチャンピオンズリーグ準々決勝、マンチェスター・シティ戦に臨んだバイエルンの1失点目だ。MFロドリがペナルティーエリア外から放ったシュートが、ヤン・ゾマーの伸ばした腕の上を通過してネットに突き刺さった。パッと見では「あと数センチで届きそう」な軌道だった。それゆえ、ゾマーの183センチという身長が俎上に載せられたのだ。それこそ負傷離脱中の正GK「マヌエル・ノイアー(193センチ)なら届いた」といった具合に、だ。
「そこ(ロドリ)にアプローチした選手たちを見たか? ムシアラはうまくやれず、キミッヒは背を向けていたじゃないか? ロドリに撃たせるべきじゃなかったんだ。GKの身長のせいにするのは簡単だ」
同氏が熱くなるのは、やはり自身の成功体験があるからだろう。ゾマーより15センチも低い身長168センチながら類稀な瞬発力や反射神経を武器に、1990年代のラテンアメリカを代表するGKへと上り詰めた実績があるのだ。それゆえ「身長にフォーカスするのはナンセンス」と言葉に力を込める。
「(身長を云々する)その発想自体がそもそも間違っている。理論的には止められないボールなどない。正しい位置にいれば、どんなシュートもそらすことができる」
カンポス氏の熱のこもったメッセージは届いただろうか。現地19日、マンチェスター・Cとのリターンマッチに臨むゾマーのパフォーマンスに改めて注目が集まる。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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