謝長廷駐日代表(左)と周大観文教基金会の周進華さん(右)から表彰状を受け取った小野二郎さん

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(東京中央社)台湾の慈善団体、周大観文教基金会は4日、東京都内で交流イベントを開き、すし職人の小野二郎さんと自閉症のピアニスト、末近功也さんに「生命を愛する賞」を授与した。小野さんと末近さんは、同基金会創設者の周進華さんから表彰状を手渡された。

同賞は命を愛する精神を提唱し、その実践者を1998年から毎年表彰している。これまでに440人が受賞した。今年は世界各地から推薦された3124人の候補者の中から22人が選ばれた。

小野さんは飲食店の格付け本「ミシュランガイド東京」で10年以上にわたり三つ星を獲得したすし店「すきやばし次郎」の創業者。仕事に全力を注ぎ、生涯をかけて技術を磨く姿勢が評価された。

末近さんは2歳で自閉症と診断された。母のゆり子さんの下で8歳からピアノを練習し、これまでに数々の賞を受賞している。同基金会は、末近さんが全力で音楽への思いを表現し、演奏会を通じて命の前向きなエネルギーを伝えているとしてその功績をたたえた。

イベントは台北駐日経済文化代表処の協力を得て開かれ、同処の謝長廷代表(大使に相当)も出席した。

(楊明珠/編集:名切千絵)