侍ジャパン・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

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栗林の代替選手としてオリックス・山崎颯一郎が加入した

 野球日本代表「侍ジャパン」は16日、「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 準々決勝ラウンド 東京プール」でイタリア代表と戦う。前日練習が行われた15日から腰の張りで辞退した栗林良吏投手(広島)に代わり、山崎颯一郎投手(オリックス)が合流。「今は緊張は無いです」とリラックスした雰囲気を見せた。

 山崎は前日14日に東京入り。この日は今永昇太投手(DeNA)とダルビッシュ有投手(パドレス)に前後を挟まれ球場入りした。報道陣にも「今は緊張していません」と笑顔を見せる。ウオーミングアップ中にも、今永やオリックスの同級生、宇田川優希投手(オリックス)らとじゃれ合うなど、リラックスしている様子だった。

 予備登録選手であったが、準備は怠らなかった。オリックスではオープン戦からNPB球とWBC球を交互に使用。「感覚的には暴れるようなことはなかったので大丈夫だろうと」と自信をもつ。そして、その山崎を受け入れるチームの空気もある。

ダルビッシュも「ベンチ裏でも凄く皆仲がいい」…宇田川が山崎に気遣いも

 ダルビッシュは宮崎キャンプの時に侍ジャパンの強みを「人と人の距離がすごく短いところ。普通、この短期間にまとまることは難しいが、このチームの場合はできると思う」と話していた。その印象を象徴するかのように、宮崎キャンプのオフでは「宇田川投手を囲む会」が開催され、当時「チームになじめない」と漏らしていた宇田川が投手陣の中心的存在になっていった。

 そして、次は宇田川が新たにチームに加わった山崎に早速気遣いを見せた。チーム合流後、すぐに部屋を訪れ雑談。山崎も「全く変わってなかった。元からあんな感じなんで」と嬉しそうだった。よく知る存在がいることは心強いだろう。

 この日もダルビッシュは結果ありきのところもあるとしながら「ベンチでも笑顔が沢山ありますし、ベンチ裏でも凄く皆仲がいい。雰囲気も以前に参加したWBCとはまた違った雰囲気になっていると思います」と話す。代役が加わってもワンチームであることには変わりない。全員で世界一を取りに行く。(川村虎大 / Kodai Kawamura)