ルーキー・川崎春花が首位タイ急浮上 好調パットの裏に「指4本分」の変化
今大会の予選カットラインは1アンダー。リーダーズボードにアンダーパーを示す赤字がズラリと並んで始まったムービングサタデーでスコアを伸ばしたのは、今季「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」で初優勝を遂げたルーキーの川崎春花だった。
6アンダー・7位タイからスタートした川崎は、この日7バーディ・1ボギーの6アンダーで3日間トータル12アンダー。スコアを1つ落として足踏みをする河本結と首位に並んだ。
浮上の要因はパッティングだ。「初日はパットに苦しんでいましたが、打ち方を変えてよくなりました。ボールとの距離が遠くなっていたので、指4本分ほど近く立つようにしました」と川崎。初日30パットだったのが、修正をした2日目は25パット、3日目はさらに良化して24パットだった。
きっかけは初日のラウンドの後、動画を撮ってチェックしていた時だった。「手元を下げて構えて手打ちになる傾向があるんですが、そこに気づいて(指4本分近くに立つように)修正しました」という。これが“特効薬”となり、初日の27位から一気にV戦線へ駆け上がった。
あすはレギュラーツアーで初めての最終日最終組。初優勝したときはクラブハウスリーダーとなっての勝利だった。「選手権のときは優勝をまったく意識していませんでしたが、今回はせざる得ない状況。とにかく目の前に一打に集中することと、競っている相手を意識せずプレー出来るように頑張ります」と、マイペースを守る。
初優勝を遂げたあとは2週連続で予選落ちを喫した。そのときの反省も忘れない。「あのときは予選を通らなくちゃいけないとプレッシャーをかけていました。『まぐれ』と思われないように頑張ろうと思ったんです。2週目の予選落ちのときはやばいと思いました。だけどそれで吹っ切れたんです」というように、優勝から3週後の「日本女子オープン」から成績が出るようになった。このとき、自分のペースの大切さを痛感したのだ。
あすは、「攻めるゴルフが持ち味なんですが、攻めすぎてしまうこともあるんです。もっと守るところは守って、メリハリの利いたプレーをしたいです」と話した19歳。自分のゴルフができれば、おのずと勝利は近づいてくるだろう。(文・河合昌浩)
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