中国のポータルサイトに「1人あたりGDPが1万ドルから2万ドルに増えるのに米国は9年、日本は6年かかったが、わが国はどのぐらいかかるだろうか」とする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国のポータルサイト・百度に27日、「1人あたりGDPが1万ドルから2万ドルに増えるのに米国は9年、日本は6年かかったが、わが国はどのぐらいかかるだろうか」とする記事が掲載された。

 記事は、国際通貨基金(IMF)のデータによると2020年時点で1人あたりGDPが2万ドルを超えている国は43カ国あり、世界一の経済大国である米国は6万3400ドルで5位、世界第3の経済規模を持つ日本は4万100ドルで23位だと紹介。一方で、中国は1万480ドルと1万ドルの大台を突破したばかりで、世界63位に留まっているとした。

 その上で、米国は1978年に、日本は81年にそれぞれ1万ドルを突破し、両国とも87年に2万ドルを超えたと説明。すなわち、米国は9年、日本は6年の時間をかけて1人あたりGDPを1万ドルから倍増させたと伝えている。
 
 そして、中国については2019年に1万ドルを突破したばかりで、昨年時点では31の省・直轄市・自治区のうち2万ドルを超えているのは北京市と上海市のみで、都市レベルで見ると19都市に留まっていると紹介。今後平均経済成長率が4%、インフレ率が2%で推移すると31年に、経済成長率が5%、インフレ率が2%で推移すると29年に2万ドル達すると推算した。また、中国のGDPは28年に28兆ドルに達し、米国を超えて世界一の経済大国になるとの予測があるとし、その際に人口が14億人であれば1人あたりGDPが2万ドルに到達することになると紹介した。
 
 記事は、中国の1人あたりGDPが1万ドルから2万ドルに達するには10年程度の時間がかかるとし、人類史上類を見ない速さでの経済成長を遂げてきた中国でも日本より遅く、米国とほぼ同じペースとなる理由について、圧倒的な人口の多さを挙げている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)