都内6社目の新型コロナ関連倒産 イベント自粛の影響で老舗風船製造業者 マルサ斉藤ゴムが破産申請
申請代理人は栗林武史弁護士(東京都港区西新橋1-19-6、遠藤・金崎・栗林法律事務所、電話03-3595-2921)。
当社は、1950年(昭和25年)に創業、81年(昭和56年)1月に法人改組。ゴム風船、フィルム風船などの製造、販売を手がけていた。
ピークとなる97年11月期の年売上高は約2億8000万円を計上していたが、近年は少子化の影響が避けられず需要が縮小、そのため2011年より成人をターゲットとしたハンドメイドバルーン「マルサバルーン」を開発してその販売にも注力、また高齢者向けの玩具として「風船バレー」も展開するなど相応の知名度を有していた。
2018年11月期には年売上高約2億円を計上していたが、主力の子ども向け玩具用風船で得意先からのOEM生産の減少が続いていた。このため、金融機関に返済猶予を要請するなど経営改善に努めたものの、ここにきて新型コロナウイルスの影響が大きく、中国など東南アジアからの仕入れが難しくなったほかイベント用の需要も減少、資金繰りが一段と悪化し、今回の措置となった。
負債は債権者約35名に対し約1億9700万円。
なお、新型コロナウイルス関連の倒産は、都内で6社目。
