日産、次期「ジューク」国内販売見送りの事情
日産は3日、ジュークを9年ぶりに全面改良して英国工場で生産し、欧州市場に11月末に投入すると発表した。日本販売については言及がなく、動向が注目されていた。
日産がジュークに代わって国内投入する新型SUVは、電動化や自動運転技術を多く搭載した戦略車になるとみられ、22年度までに発売する計画。現在、日産はBセグメントでジュークのほか、小型車「ノート」などを品ぞろえする。
さらに新型SUVが加わると「Bセグメントのモデル数が増えすぎて、かえって販売店が売りにくくなる」(日産関係者)との判断も次期ジュークの国内販売を見送る背景にある。ただ将来、海外工場からの輸入などで次期ジュークを国内販売する可能性は残る。
日産は経営再建の一環で22年度までにモデル数を10%削減する方針で、小型車「キューブ」の生産を12月に終了する。国内でも数を増やさず主力モデルに経営資源を集中する。

