Galaxyユーザーはドヤ顔できる「Gear VR」ってナニ?イマ話題のVRが気軽に試せる

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今年はVR(バーチャルリアリティ、仮想現実)元年と言われている。
GoogleやSONY、HTCなど大手メーカーがぞくぞくとVR専用ゴーグル機器を発表している。しかし、その多くが4万円以上する、高額な製品が多い。

しかし、1万円台で購入できるうえ、本格的な操作にも対応しているVRゴーグルがある。
それが、サムスンの「Gear VR」だ。

●対応機器はGalaxyのみ
「Gear VR」は、製品自体にはモニターを搭載していない。

では、それではどうやって映像が観られるようにするのか?
実は簡単なことで、スマホを挟み込むことで、スマホ本体のディスプレイがVRのモニター兼、制御する部分になるのだ。
日本で販売されているGalaxyで対応しているのは、
Galaxy S6
Galaxy S6 edge
・Galaxy S7 edge
の3モデルのみだ。上記モデルであれば、ドコモ版やau版といったキャリア違いは問わない。
対応スマホがあまり多くないため、そこだけ注意したい。

●Gear VRの外観をチェック
それでは、Gear VRの外観をチェックしてみよう。
この製品はゴーグル型となっており、一般的なスマホよりも大きな機器となる。
しかし、本体に制御部やモニターを搭載していないため、持ってみると結構「軽い」なという印象を受けた。
なお、今回お借りしたGear VRは新品ではなくレビュー貸出用のため、細かいキズが写り込んでいる場合がある。ご了承いただきたい。


Gear VR本体は白と黒でシックな感じを受ける


Gear VRは頭に装着するためおゴーグル型機器だ。そのため、頭にフィットするようにバンドを取り付けるようになっている。
しかし、いくらバンドで固定しようが、重いようだと遊んでいて疲れてしまう。Gear VRの重さはどのぐらいなのだろうか。


Gear VR本体のみの重さは318g



Gear VRにGalaxy S6 edgeを乗せた場合は452gとなった


実際に計測してみたところ、
・Gear VRのみ → 318g
・Gear VRとスマホ(Galaxy S6 edge) → 452g
という結果となった。
つまり、頭にペットボトル1本分ぐらいという重さの機器を装着するわけだ。文字にすると重そうに感じるが、実際に装着してみると、そうでもなかった。バンドの長さを調整することで頭にフィットし、あまり重いと感じることは無かった。
流石に1日中つけっぱなしは疲れるだろうが、1時間、2時間程度であれば問題なさそうである。

●Gear VRをぐるっとチェック
それでは、Gear VRをチェックしてみよう。


レンズ面はメガネでも大丈夫なように大きめに作られている


まず顔への接地面だが、クッションがあり「顔に跡がつく」、「痛みがある」というようなことは一切ない。目の部分はレンズが2つついている。筆者はメガネを愛用しているのだが、メガネをしたままであっても装着可能であった。しかし、ゴーグルの付け外し時のみはメガネが引っかからないようじゅうぶん注意が必要だ。


中心部のセンサーで装着されているのかどうか判断している


レンズの間には、センサーがある。これは、Gear VRが顔に取り付けられているのかどうかを判断するものだ。顔から取り外している状態でコンテンツが勝手に進行してしまうことを防ぐようにできている。


充電しながらVRを楽しめるように配慮されている


スマホを利用したVRゴーグルを使ううえで、スマホのバッテリー管理は大変重要だ。とくにVRという、各種センサーを使ううえで、リアルタイムで見せる映像を変えるようなものは、大量の電力を消費する。つまり、バッテリーの消費が激しいというものだ。
そこで、Gear VRには装着されているGalaxyを充電するためのmicroUSBスロットが開いている。ここに充電ケーブルをさしこむことで、バッテリー切れを心配すること無く、VRを楽しめるようになっている。


操作面にはタッチパッドや戻るキー、ボリュームキーがある


Gear VRは、より快適なVR体験ができるようにと、工夫がなされている。本体右側面にあるパッド部がそれだ。十字の凹みでは、スワイプすることでGear VRに装着されたモニター側でもスワイプを認識し、中心の点はタップすることで、画面の中心部をクリックするのと同等となる。さらに操作部の上にはリターン(戻る)キーもあり、これだけで通常のスマホと同等に近い操作が可能になっているのだ。
実際に使ってみたところ、タップの感度がやや高いようで、意図しない場面でクリックしてしまうことがあったため、最初は少し慣れが必要かもしれないが、慣れてくると操作が大変気持ちいいと感じた。

また、VRを楽しむうえで音も重要だ。操作面の前側には、イヤホンを差し込めるように穴が開いている。この部分にGalaxyのイヤホンスロットが来るよう設計されているのだ。また、Gear VRだけで音量が変えられるようボリュームキーも搭載されている。


本体上部にはピントをあわせるためのダイヤルがある


人間の視力は、ひとそれぞれで違っている。そのためピントが合う範囲も違うのだ。そのあたりも考慮されており、本体上部にはピントを合わせるようダイヤルが設置されている。
このダイヤルを回すことで、無理なく綺麗に見えるよう調整できるのだ。


この部分に対応スマホを設置するのだ。工具は不要だ


それでは、スマホ設置場所をチェックしてみよう。本体前面の黒いカバーを取り外すと、写真のような状態になる。片方にはスマホに差し込むためのmicroUSB端子があり、そこにGalaxyの底面を組み込むのだ。反対のほうでは、スマホを固定するようになっており、それぞれ合わせることでカチッと組み合わさるのだ。


さすが専用品だけありピッタリフィットする


実際にGalaxy S6 edgeを装着させてみた。専用の設計となっているため、この状態であってもモニター面では光が入り込むことなどは一切無かった。
ピッタリフィットし、多少激しい動きをしても、スマホはびくともしない。


この状態を写真にしてもなにがなんだかわからない


なお、この状態になるとGalaxyは自動的にVRモードに移行する。ユーザー側でわざわざ設定する必要は無いのだ。Gear VRのレンズ面を無理やり撮影すると、非常にわかりにくい写真となってしまうのだが、この状態でGear VRを装備すると、不思議と綺麗に見えるのだ。


右と左で少しだけ位置を変えることで立体的に見せる


そのカラクリはこのようになっている。少しだけ位置をずらした映像を2分割し、同時に見せるのだ。その状態をレンズ越しでみると、人間はそれを立体的に感じるというもの。

使いかたはいたって簡単。
Gear VRに対応スマホを差し込むだけだ。これ以上カンタンなVRは無いと言っても過言ではない。
次回では、ソフトウェア面をチェックしてみよう。

Gear VR|サムスン


記事提供:クチコミ.jp(http://kuchikomi-web.jp/blog)