種類や呼び方は異なるが、どこの国にも存在する迷信や言い伝え。フランスでは、家の中で傘を開くと縁起が悪いと考えられている。根拠もほとんどなく、信じていない人もいるものの、こういった縁起の悪い行為は、なるべく避けられてきた。

 日本に滞在するフランス人のブログ「Voyage au Japon」では、ハイテク技術が進んでいる日本では、一方で迷信や言い伝えが好まれ、多くの人が信じていると紹介している。

 日本には、フランスでも知名度のあるタロットといった占いのほかに、フランスではほとんど知られていない、血液型からの性格判断などがあり、一般に広く親しまれていると記している。

 筆者は、日本に伝わる言い伝えとして「爪を夜切ると、親の死に目に会えない」「北枕で寝るのは良くない」「夜に口笛を吹くと蛇が来る」といったものを紹介。

 中でも「名前を赤字で書かれた人が亡くなる」といった迷信は、フランスでも知られている漫画『Death Note』で、死神のノートに名前を記された人が亡くなるというアイデアのもとになっており、日本人の生活に迷信が浸透していると説明。

 これらの迷信は、特に江戸時代までに顕著であった日本人の夜や闇、そして死に対する恐れを持った敬意が反映されているようだと述べている。幽霊や妖怪といった不思議な現象を好むのも、日本人の迷信好きと関係があるかもしれないとの見方を示している。

 筆者は、フランス人に比べて日本人は、超常現象に敏感であると記しており、これが魅力的な要素の一つと考えている。フランス人である筆者も霊感さえあれば、こういった超常現象や迷信を再び話題にする機会があるだろうとつづり、ブログを結んでいる。(編集担当:山下千名美・山口幸治)



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