CM付き0円国際電話・メディアコールズを考えた二人の人物へのインタビュー【中村祐介の電脳思考-特別掲載】
中村 スポンサーは広告費の割り当てを変えればいいとは、考えなかったのでしょうか?
河村 代理店とのつながりとか、いろいろあって、うまくいかないみたいですね。10億円の広告費を7億円にするっていうだけでも、企業と関わっている他の会社にとっては大惨事じゃないですか。そのせいもあって、メディアコールズも方針を少し変更することにしたんです。
中村 というと?
野澤 もともとは、国際電話なので、旅行会社や航空会社や英会話学校などに営業してきたんです。それをCMを配信するだけではなくて、自社のコスト削減に役立つようなプログラムに変えたんです。「メディアコールズ・スポンサー・プログラム」っていうんですけどね。たとえばメーカーさんでも海外に工場を持っていれば電話代は抑えたいというニーズがありますから。すると、おかげさまで問い合わせ自体は増えてきました。
中村 メディア出稿ではなく、コスト削減というアピールによる温度差はありますか?
河村 そうですね、全く違います。
野澤 ブルース(憂鬱)を解決するという使命で、この会社を作ったので、やっぱり人のブルースじゃないところで言ってもダメなんですね。それを解決するためにサービスチェンジして解決していかないと。100万円かかってる会社が10万円になれば、リストラすることを防げるかもしれない。だとしたら、僕らとしてもいいことをしていると思えるし。
中村 素晴らしいですね。
河村 やってみて気づくのは、ネットと近いことです。ネットが電話に近づいたのではなくて、ネットのビジネス体系ができたから、電話もネットのビジネス体系に近づいて、サービスとして形を変えたということだと思います。ネットができたから、電話も変わったんだと思うんです。
中村 それでは、メディアコールズのサービスについて、教えてください。なぜ、0円で国際電話がかけえられるのでしょうか?
野澤 メディアコールズは、カンタンに言うとCM付無料国際電話というものなんです。
河村 国際電話って高いじゃないですか?
野澤 まずアクセス番号に電話することによってCMが流れ、それを聞くと、それから先の国際電話代が0円になるんです。つまりアクセス番号までの国内通話料金だけで国際電話ができます。
中村 もし、携帯で国際電話した場合、いくらになりますか?
野澤 携帯だと、その方が契約されている携帯電話会社の料金にしたがって、国内通話料だけがかかります。
河村 僕の携帯はソフトバンクなんですが、10.5円/1分なんです。ホワイトプラン960円。だから、メディアコールズを使えば、10.5円/1分になります。
中村 大手と比べると、どれくらいお得になるのでしょうか?
野澤 たとえば、東京にかけても、シカゴにかけても、通話料は同じになるんです。大手さんは、定価だと中国に60分かけて9,000円くらいかな? それに比べると、メディアコールズは、固定電話からかけた場合 8.5円/3分なので、60分で170円くらい。
中村 メディアコールズの強みを教えてください。
野澤 メディアコールズのいいところは安くなる以外に、登録がいらないんですね。アクセス番号に電話さえしてしまえば、基本料も申込料も、そもそも申込自体がいらないので、どんな電話からでもかけられる。固定電話もPHSでも、携帯でも公衆電話でもいいんです。誰でもいつでもどこでも、アクセス番号にかけるだけでいいんです。