インタビュー:成宮寛貴「幸せな気持ちを与える道具になりたい」
――「ララピポ」に関してだけではなく、自分が演じている役はカットがかかった時にすぐ抜けるタイプですか? それとも私生活でも思い出しますか?
成宮:普段は考えてはいないんだけど、栗野を演じる時にいいなって物が目に入ってくると、「あ、これ使おう!」って思う。切り替えるようにしてるつもりなんだけど、切り替わってないみたい。マネージャーや友達が言うには、役ごとにいつも雰囲気が違うって。――疲れた時にはどうやってリフレッシュしていますか?
成宮:寝る前にお茶を飲むんです。お茶の時間って生きていくのに必要無い時間じゃないですか? 無くても生きていける。だけど、そういう時間を持つことによって豊かな自分っていうか。余白ってやっぱいいですよね。自分の中にあると。そういう時間を大切にしたいと思って。――お茶は自分でこだわりはあるんですか?
成宮:いやー無いですね! ファンからもらったやつとか。前、風吹ジュンさんから中国茶をいただいて。そこから、お茶の時間がスタートしました。――その時は仕事のことを忘れて?
成宮:考える時もあるし、考えない時もあるし。けっこう適当なんですよね。でも、昔に比べて考えない時間が増えたかもしれない。ずーっと考えてても答えが出なかったりするんで、けっこう直前に出たりするんですよね。ボケーっとしてること結構多くなった気がします。――今後挑戦してみたい役などありますか?
成宮:何か2008年までは面白いものをやりたかったんですよ。今年はロマンチックになりたいなって思ってて。何かみんながホッとするような。皆が求めてる自分になれたらいいなっていう。満たされるエンターテイメントに自分が出て行きたいっていうか。少しでも皆を癒しちゃおうっていう。――それは心境の変化?
成宮:うーん。面白いことは2008年やれたなって思ったので、その次のステップとしては、安心感を表現できる役者になっていきたいっていう。世の中の流れも含めて、ホッとさせてあげられるような芝居をやったらいいかなって思ってるんですけど。ロマンチックでいることってすごく難しいじゃないですか、日々に追われてて。幸せな気持ちを与える道具になっていきたいなって思います。「ララピポ」ストーリー
直木賞作家・奥田英朗の同名ベストセラー小説を、「下妻物語」「パコと魔法の絵本」の中島哲也が脚色し、中島の弟子である宮野雅之が長編デビュー作として 監督した群像劇。出演に成宮寛貴、お笑いトリオ森三中の村上知子ほか。たくさんの人々が行き交う東京で、風俗専門のスカウトマン、デブ専AV女優、 対人恐怖症のフリーライターなど、堕落した日常を送る人々が交錯する。
監督:宮野雅之
脚本:中島哲也
出演:成宮寛貴、村上知子(森三中)、中村ゆり、吉村崇(平成ノブシコブシ)、皆川猿時、濱田マリ
公式サイト:http://www.lalapipo-movie.com/
渋谷シネクイント、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開中!
■関連リンク
・成宮寛貴が女性400人の中からスカウトしたのは…? - 2009年1月28日
・映画「ララピポ」が“ハケン割引”を実施! - 2009年1月19日
