【W杯】圧巻!エムバペが2戦連発!通算15得点目で歴代3位に浮上 “怪物”ロナウドに並んだ
◆サッカー北中米W杯▽1次リーグI組第2戦 フランス―イラク(22日、フィラデルフィア競技場)
前回準優勝で優勝候補のフランス(FIFAランク3位)が、イラク(同57位)と対戦した。フランスの主将で、エースのFWエムバペが前半14分、エリア外から利き足とは逆となる左足でミドルシュートで2試合連続となる今大会3得点目をマーク。W杯歴代通算得点を15に伸ばした。
エムバぺは初戦のセネガル戦で、後半21分にオリセのスルーパスに圧巻のスピードで走り込み右足で流し込んで1得点目を奪うと、後半アディショナルタイムには右足で約25メートルの強烈なミドルシュートを決めて、会場を沸かせた。W杯通算14点目で自国のレジェンド選手フォンテーヌを抜いて、同国のW杯通算歴代最多得点者となった。
18年ロシア大会で4得点、22年カタール大会では決勝・アルゼンチン戦のハットトリックを含む8得点を挙げ、計12得点。この日はアルゼンチンも試合を行い、2ゴールを挙げたメッシが18得点で歴代単独1位に浮上した。今月9日の親善試合・北アイルランド戦は無得点ながら決定機を連発し、本番でもゴール量産が期待される。
24年にパリSGからRマドリードに移籍。今や市場価値1億8000万ユーロ(約335億円)を誇る世界最高のアタッカーだ。圧巻のスピードは人類最強クラスで、スプリント時に時速38キロを記録したとの逸話もあるほど。変幻自在のドリブル、強烈なミドルシュート、高い得点力など、世界屈指のスキルでゴールに迫る。
過去の所属クラブでは、すでに18ものトロフィーを掲げている。15年12月にプロデビューを飾ったモナコで2度、パリSGでフランスリーグ6連覇を含めて14度、Rマドリードでは2度のタイトルを手にした。代表では16年のU―19欧州選手権、18年ロシアW杯、21年欧州ネーションズリーグで優勝。カタールW杯で得点王(8点)に輝いており、個人タイトルも手にしている。
19歳で初出場したロシアW杯からフランスの背番号10を背負った。プラティニ、ジダン、ベンゼマらに続き8代目。23年から主将を務めている。エースが先頭に立ち、2大会ぶり3度目の世界一に突き進む。
◆W杯歴代通算得点
(1)18=※メッシ(アルゼンチン)
(2)16=クローゼ(ドイツ)
(3)15=ロナウド(ブラジル)、※エムバペ(フランス)
(4)14=ミュラー(西ドイツ)
(6)13=フォンテーヌ(フランス)
(7)12=ペレ(ブラジル)
(8)11=クリンスマン(西ドイツ)、コチシュ(ハンガリー)
(10)10=※ケイン(イングランド)、バティストゥータ(アルゼンチン)、クビジャス(ペルー)、ラトー(ポーランド)、リネカー(イングランド)、ミュラー(ドイツ)ラーン(西ドイツ)※現役
◆キリアン・エムバペ 1998年12月20日、フランス・パリ郊外ボンディ出身。27歳。2015年に16歳で仏1部・モナコでデビュー。17年にパリSGに移籍し、フランス代表デビュー。19歳で臨んだ18年ロシアW杯は決勝・クロアチア戦でペレ以来となる10代での得点をマークし、優勝に貢献。22年カタールW杯は決勝・アルゼンチン戦でハットトリックを達成。24年にRマドリード移籍。パリSG時代はアニメ「ミュータント・タートルズ」の棒術の達人でメカマニアに似ていることから「ドナテロ」の愛称が付いた。インスタグラムのフォロワーは1億3000万人。178センチ、75キロ。
