オランダ戦の劇弾生んだ小川航基が翌日の練習試合でも1ゴール「感覚は研ぎ澄まされている」
オランダ戦(△2-2)から一夜明けた15日、ベースキャンプ地のナッシュビルで行われたU-19日本代表との練習試合で日本代表FW小川航基(NECナイメヘン)がゴールを決め、好調持続をアピールした。
本人によると、FW塩貝健人のパスを受けてペナルティーエリア外からのシュートを決めたそうで、2-0の勝利に貢献。「少ないチャンスでゴールをモノにする感覚は研ぎ澄まされているのかなと思う。今日もあの1点以外は大きなチャンスがなかった。ああいうシュートが入るのはいい感覚だと思う」。充実した表情が、その言葉を裏付けている。
オランダ戦の後半30分から途中出場した小川は後半44分、MF伊東純也の右CKから同点ゴールにつながるヘディングシュート。高い打点からの一撃はMF鎌田大地の頭をかすめてゴールネットを揺らした。公式記録は鎌田の得点となったが、日本を敗戦から救い、勝ち点1を手にする流れを作ったのは小川だった。
本人は「触ってなかったら、もしかしたら(GKに)止められていたかもしれない。だから(鎌田)大地くんのゴールだと思います」と冷静に振り返る。ただ、そのプレーに込めた思いは強い。
「ラッキーボーイになるつもりはまったくないけど、本当に心の底から自分が結果を出したい、チームの勝利に貢献したいという思いでやっている。W杯が始まる前から『俺が絶対に一番インパクトを残す』という思いで臨んでいた」
オランダ戦では、ベンチメンバーの意識の高さも印象的だった。試合前から「途中から出る選手が試合を変える」と全員が口にしており、小川もその一人だった。「スタメンだけじゃなく、ベンチも戦うことが本当に大事だとみんなが理解していた。出た選手がみんないいパフォーマンスをして、勝利につながった」。
オランダ戦後には、恩師や仲間たちから多くのメッセージが届いたという。「僕に関わってくれた人たちが、自分のことのように涙を流して喜んでくれていると聞いた。そういう仕事をできていることを本当に誇りに思う」。
次戦の相手はチュニジア。日本が主導権を握る時間が長くなることが予想されるが、小川は冷静に警戒を強める。「ボールを持ったときが一番怖い。無理に真ん中を通してカウンターを受けるのは一番避けたい。リスク管理をしながら、失った瞬間に全員で奪い返すことを徹底したい。ワイドを使ってのクロスがポイントになると思う」。
チュニジアは初戦のスウェーデン戦に1-5で大敗し、サブリ・ラムシ監督が電撃解任された。それでも小川は「自分たちがやることは変わらない」と冷静だ。オランダ戦で決定的な仕事を果たし、翌日の練習試合でもしっかり結果を残した。チームの勝利を最優先にしながら、自らのゴールへの執念も隠さないストライカーが、チュニジア戦でも大きな鍵を握る。
(取材・文 矢内由美子)
本人によると、FW塩貝健人のパスを受けてペナルティーエリア外からのシュートを決めたそうで、2-0の勝利に貢献。「少ないチャンスでゴールをモノにする感覚は研ぎ澄まされているのかなと思う。今日もあの1点以外は大きなチャンスがなかった。ああいうシュートが入るのはいい感覚だと思う」。充実した表情が、その言葉を裏付けている。
本人は「触ってなかったら、もしかしたら(GKに)止められていたかもしれない。だから(鎌田)大地くんのゴールだと思います」と冷静に振り返る。ただ、そのプレーに込めた思いは強い。
「ラッキーボーイになるつもりはまったくないけど、本当に心の底から自分が結果を出したい、チームの勝利に貢献したいという思いでやっている。W杯が始まる前から『俺が絶対に一番インパクトを残す』という思いで臨んでいた」
オランダ戦では、ベンチメンバーの意識の高さも印象的だった。試合前から「途中から出る選手が試合を変える」と全員が口にしており、小川もその一人だった。「スタメンだけじゃなく、ベンチも戦うことが本当に大事だとみんなが理解していた。出た選手がみんないいパフォーマンスをして、勝利につながった」。
オランダ戦後には、恩師や仲間たちから多くのメッセージが届いたという。「僕に関わってくれた人たちが、自分のことのように涙を流して喜んでくれていると聞いた。そういう仕事をできていることを本当に誇りに思う」。
次戦の相手はチュニジア。日本が主導権を握る時間が長くなることが予想されるが、小川は冷静に警戒を強める。「ボールを持ったときが一番怖い。無理に真ん中を通してカウンターを受けるのは一番避けたい。リスク管理をしながら、失った瞬間に全員で奪い返すことを徹底したい。ワイドを使ってのクロスがポイントになると思う」。
チュニジアは初戦のスウェーデン戦に1-5で大敗し、サブリ・ラムシ監督が電撃解任された。それでも小川は「自分たちがやることは変わらない」と冷静だ。オランダ戦で決定的な仕事を果たし、翌日の練習試合でもしっかり結果を残した。チームの勝利を最優先にしながら、自らのゴールへの執念も隠さないストライカーが、チュニジア戦でも大きな鍵を握る。
(取材・文 矢内由美子)
