[6.15 W杯G組第1節 ベルギー 1-1 エジプト]

 北中米ワールドカップは現地時間15日、予選屈指の好カード、G組第1節のベルギー代表対エジプト代表を行い、1-1のドローに終わった。22日に行われる第2節でベルギーはイラン、エジプトはニュージーランドと対戦する。

 最初のチャンスは前半7分のベルギー。MFジェレミ・ドクが縦パスを入れ、MFユーリ・ティーレマンスが起点をつくると、FWシャルル・デ・ケテラーレも絡み、ボールは再びティーレマンスに。バイタルエリアに上手く横パスを流すとトラップからシュートを放ったのはMFケビン・デ・ブライネ。シュートはわずかに枠を外れるもタレントぞろいのベルギーがさっそく怖さを見せる。

 しかし試合を動かしたのは前半19分のエジプト。左サイドでボールを持ったエジプトの王、MFモハメド・サラーから良い形で中央に入り、ボールを受けたMFエマム アシュールが右足一閃。パーフェクトなミドルシュートが突き刺さり0-1。24-25シーズンのエジプトリーグ得点王の一発でエジプトが先制に成功する。

 さらに前半33分。エジプトは右サイドに展開すると、MFモスタファ ジコが右足で強引にそのままシュート。DFの股を抜け、弾道はファーポストに一直線もここは名手GKティボ・クルトワが好セーブ。簡単には追加点は取らせない。

 試合は後半に移り、後半8分。ドクが得意のドリブル突破を仕掛け倒され絶好の位置でフリーキックを獲得。キッカーはもちろんデ・ブライネ。シュートは弧を描き、ゴールに吸い込まれるかと思われたが左ポスト直撃で同点ゴールとはならず。

 さらに攻勢に出るベルギーはティーレマンス、デ・ブライネがシュートを放つも得点とはならず。同点弾が遠い展開が続く。

 一方後半20分のエジプト。ビルドアップから中央のサラーにボールが渡り、ワンタッチで裏に良いボールが入る。FWオマル・マーモウシュが抜け出し、得意のカットインからミドルシュート。ここは間一髪DFネイサン・ノイがシュートブロック。追加点は取らせない。

 すると後半21分、ベルギーが赤い悪魔のジョーカーFWロメル・ルカクを投入し、勝負に出る。そのファーストプレーで試合は動く。右サイドでDFトーマス・ムニエが抜け出し、GKとDFの間に絶妙なクロス。飛び込んだルカクが確実に押し込み1-1の同点。ベルギーのラスボスが勝負強さを発揮し、試合を振り出しに戻す。これはルカクの代表通算91点目かと思われたが最後ボールに触っていたのはエジプトDF。記録上はオウンゴールとなる。

 後半38分にはフリーキックのこぼれ球をティーレマンスがクロス。飛び込んだDFブランドン・メシェレがヘディングシュート。これはエジプト守護神GKモスタファ ショベイルが横っ跳びビッグセーブ。42分にはクロスからルカクがヘッドでゴールに迫るもボールは枠には飛ばず。逆転弾は奪えず試合はそのまま終了し、1-1。勝ち点1を分け合う結果となった。