マイユニバースは競争中止、急性心不全で死亡

 競馬・第67回宝塚記念(GI)(14日・阪神)――先行したメイショウタバルがクロワデュノールの追撃を首差で振り切り、父ゴールドシップなどに続く3頭目の連覇を達成した。

 騎手の武豊(57)はこのレース最多の6勝目で、中央GIの最年長勝利記録を更新した安田記念に続き、2週連続でGIを制した。石橋守調教師(栗東)はこの競走2勝目。3着にはダノンデサイルが入った。6番人気のマイユニバースは競走中に急性心不全を発症し、息を引き取った。

 レース15分前に突如、強い雨が降り、良馬場から重馬場に。騒然とする6万人余りのファンをよそに、武豊は「嫌な気持ちはしなかった」。コンビを組むメイショウタバルはこの馬場を苦にしない。逃げ切った昨年とは違って2番手で折り合いをつけ、最後の直線でGI3連勝を狙ったクロワデュノールを抑え込んだ。武は「昨年だったら(逃げないと)もろさがあった。強くなっている」と成長をたたえた。秋には仏GI、凱旋門(がいせんもん)賞への挑戦も視野に入る。「胸を張ってフランスへ行けると思う」。レース直後、そう語った時には恵みの雨はほぼやんでいた。