TeNYテレビ新潟

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県は10日、県内のツキノワグマの推定生息数について、中央値で8000頭を超えるとの調査結果を明らかにしました。

これは過去最多で専門家は街の中心部ヘの出没について「可能性は否定できない」と警鐘を鳴らしています。

県内ではことしもクマの出没が相次いでいます。

<鈴木康之 副知事>
「昨年度クマの出没が過去最多を大きく更新するとともに4月以降の出没も依然として最多のペースの記録を推移している」

県は10日、対策本部会議の中で県内のツキノワグマの生息状況について報告しました。

それによりますと2025年度の調査の結果、県内の生息数は中央値で8747頭と推測。

これまでの1400頭前後から大幅に増加し、過去最多となりました。

今回の調査結果について県はクマの行動変化にともない出没や目撃件数が急増したことで上振れした可能性が高いと指摘。

今年度、精度の向上を図り妥当性を確認するとしています。

【県 鳥獣被害対策支援センター 小根沢 元浩 所長】
「我々が考えている以上にクマの生息頭数が多いのであればその管理も今後しっかりやっていかなければならない」

県は今年度、調査の精度を上げるため自動撮影カメラの数を倍に増やすほかクマの捕獲期間の延長などを行う方針です。

◇ ◇
クマの出没をめぐっては…

栃木県では宇都宮市の街中に出没し住民に不安が広がりました。

県内でも新潟市などの中心部に出没する可能性はあるのでしょうか…

【新潟大学 箕口秀夫 名誉教授】
「可能性は否定できないと思います」「県庁ではキツネの親子(が目撃された)…あのキツネが住めるということはクマもやってきて住める可能性は十分あると考える方が妥当」

そのうえで推定生息数などのデータをもとに対策を講じていくことが必要だとしています。

県は「クマ出没警戒注意報」を発表していて目撃情報を確認し、クマのいるところには近づかないよう呼び掛けています。