■カメラ機能はオートフォーカスにちょっと難あり?

オートフォーカス機能付きで320万画素で保存できるカメラを搭載しているP903iX。実際に撮影してみたが、けっこうキレイだと思う。縦画面で保存されるので縦に持って撮影することを前提としている端末だ。暗い部分が潰れやすい傾向にあるようだ。どちらかというとちょっとぼけ気味でシャープさがない印象を受けた。

いちばんの問題はちょっと暗いだけでオートフォーカスのピントが合わないこと。下記の写真で屋内で撮影した写真と蛍光灯下で撮影した写真はピントが合っていない。これは撮りたい場所を向けてシャッターボタンを押した結果がこうなったというわけ。暗い場所ではあまりにもピントがあわないので、夜景を撮影した2枚は左側の明るいところでフォーカスロックをしてから方向を変えて撮影したものである。

このように画面のどこかに明るい場所があるならそういった方法もあるが、明るいところがないような場合には、フォーカスロックもできないのでピントの合ってない写真を撮ることになるのである。夜景だと照明などがかなり明るいのでフォーカスロックがしやすいが、夕暮れとか室内とか全体的に暗くて飛び抜けて明るい場所がない場合には、まったくピントが合わないのだ。では、実際に撮影した写真を見ていただこう。

●晴天時に撮影した写真


●夕景を撮影した写真


●屋内で撮影した写真


●接写モードで撮影した写真


●蛍光灯下(左)と電球下(右)で撮影した写真


●夜景を標準モード(左)とナイトモード(右)で撮影した写真




■Kijimoto's EYE

このP903iXは、はじめ見たとき、かなり大きめで重そうと思った。確かに大きめなのだが、実際に持ってみるとけっこう軽い。なかなか持ちやすい端末だと感じた。ボタンもそこそこ大きめで、ボタン間やボタンの配置もいい感じ。使いやすい端末でもある。残念なところはちょっと液晶画面が小さいっていうこと。最近じゃ2.8インチとか3.0インチが普通になっているだけに、ちょっと小さく感じてしまうのだ。それと「映像ケータイ」って名前を付けたのだからワンセグははずさないで欲しかったなぁ。テレビが見られる上、ムービーもついてこそはじめて「映像ケータイ」だと思うのだが。

WMV形式のムービーが見られるだけでなく、iモードからダウンロードできる最大10Mバイトサイズの動画ファイルが見られるビデオクリップに対応、さらには最大20Mバイトまでの大容量コンテンツをダウンロードして見られる「P-MoviePlayer」も搭載しているってなだけに、それは筆者の高望みなのかもしれないが……。

本文では書いていないが、ミュージックチャネルにも対応しているし、SDオーディオにも対応、音楽機能もばっちり。さらにはBluetoothにも対応しているので、Bluetooth対応のワイヤレスイヤホンセットでケーブルレスでムービーや音楽が楽しめる。

このP903iXは、かなり遊べる端末だと思う。ただし、このケータイを使う場合には、必ず「パケ・ホーダイフル」に加入すること。高速通信で大きなデータも扱えるので、入っていない状態で楽しんでしまった場合、かなりの金額が請求されることは間違いないからである。

最後に、メール時のフォントサイズについて。フォントサイズは「標準」「縮小」「拡大」の3通りに設定を変更可能だ。

標準縮小文字拡大


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P903iX
NTTドコモ

編集部:木地本 昌弥
「パソコンですぐできる写真俳句」(毎日新聞社) 「その場で解決!ファイル操作とデータ管理」(技術評論社)など50冊以上の書籍を執筆。携帯電話やパソコン、IT関連から取扱説明書まで執筆ジャンルは幅広く、ITジャーナリスト・携帯電話評論家としてテレビやラジオ、講演もこなす。詳細は、著者のホームページ「我流珍述」プロフィールページまで。

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