NASA=アメリカ航空宇宙局は26日、新たな月面基地の開発計画を発表しました。月の南極地域に2032年以降、人類が持続的に居住できる拠点を整備するとしています。

NASAによりますと、月面基地の開発計画は氷や水が存在する可能性がある月の南極地域で、3つの段階を踏んで進められます。

第1段階では、2029年までにドローンなどの観測機器を投入し、月の南極地域の観測を行います。21回の月面着陸を予定しているということです。

第2段階では、2032年にかけて日本が開発する月面探査車も活用し、通信の整備や太陽光発電システムの導入など初期の居住に向けたインフラ整備を行います。

そして2032年以降、第3段階として、原子力発電システムや大型の居住施設を整備し、人類の持続的な居住に向けた拠点を確立するとしています。

月面基地計画は、アメリカ主導で日本も参画する国際有人月探査プロジェクト「アルテミス計画」の中核をなすものです。NASAは「歴史上、最も野心的な宇宙プロジェクトの1つ」で、「人類を火星へ送り込むために必要な技術と運用経験を築き上げるものだ」としています。