古田敦也氏「捕手クビ」野村克也さんに告げられた3年目「ライトで練習してた」緊迫の監督室で「誰がソファに座れ言うとんねん!」
テレビ朝日系「浜田雅功とアスリート幸福論」が17日に放送された。
独自の「アスリート幸福度グラフ」をもとに、ダウンタウン・浜田雅功がトップアスリートたちの競技人生を深掘りしていく。
この日は、ヤクルトスワローズで捕手、監督として活躍した古田敦也氏がゲスト出演。古田氏はセ・リーグと日本シリーズでMVPにそれぞれ2度選ばれたほか、ベストナイン9度、ゴールデングラブ賞を10度受賞。5度のリーグ優勝と4度の日本シリーズ制覇を経験し、史上32人目の通算2000安打を達成するなど「打てる捕手」として長きに渡って活躍した。
古田氏は、同じ捕手出身で名将と呼ばれた野村克也さんが率いたヤクルトで入団直後から活躍。正捕手として1年目に盗塁阻止率1位でゴールデングラブ賞受賞。2年目にはセ・リーグの捕手で初となる首位打者に輝き、オールスターMVP。一躍、球界屈指のスター選手となったが、3年目に野村さんから雷を落とされたことを振り返った。
「オープン戦ってあるじゃないですか?もう1週間で開幕っていう時に。一塁のベンチ前にファウルフライだったんですよ。それをバーって捕りに行って。で、ベンチの、本当にもうギリギリだったんですよ。激突しそうだったから、ちょっと及び腰っていうか、手だけ出して。落としてもうたんですよ。一塁ベンチ前だから落としたら、ここ(目の前)に野村監督がおったんです。めっちゃ怒ってるんですよ。『コラッー!』みたいな」と回想。
「で、『後で監督室に来い!』って言われて。(監督室で)『去年までのお前やったら、あれは飛び込んででも捕ってた』と。でも僕はね。1週間後に開幕だからケガしちゃいけないから。だから、ちょっと及び腰になって。また、あれ捕ってたら良かったんですよ。落としちゃったんです。『去年までのお前やったら、飛び込んでた。お前、そんなやつに(正捕手を)任せられへん』とかって言うんですよね。だから、ちょっと僕もね。『いや、でも…』って顔に出ちゃったんですよ。『ええ…?』ってちょっと顔に出したら、めちゃくちゃ怒られました」と苦笑した。
「そしたら『もう、明日からお前キャッチャークビじゃ!』って。開幕1週間前に『クビじゃ!』って言われて。で、次の日に練習行ったらまだ怒ってるんですよ。『キャッチャーやらせない』って言ってるんですよね。しょうがない…。僕ね、ライトで練習してたんですよ。3日経っても、監督めちゃくちゃ怒ってて。他のコーチがピリピリしてるわけですよ。『どうすんの?』って。謝ってこいと」と話した。
古田氏が「分かりましたって言って。もう監督室ですね。(野村さんは)『座れ』って言うんですよ。監督室だから、ソファがあったんですよ。ソファにポンと僕が座ったら『誰がソファに座れ言うとんねん!正座せえ!』って」と振り返ると、浜田は「そら、そうやで!古田!それはそうやで?ソファあるからって、ソファ座る?自分、何日も怒られてる人間やで?それはノムさんが正解!」と突っ込んで笑わせていた。
