「できるだけ控えてほしい」クマ目撃急増で山形県知事が異例呼びかけ 山菜採り中の人身被害相次ぐ
山形県内で連日クマの目撃が相次いでいます。県内でこれまでに発生したクマによる人身被害はいずれも山菜採り中で、吉村知事は13日、趣味の山菜採りは控えるよう異例の呼びかけをしました。
吉村知事「趣味であったり自家消費であれば私としては正直に申し上げますと山菜採りはできるだけ控えていただければ」
吉村知事は13日の会見で、趣味の山菜採りを控えるよう異例の呼びかけをしました。
ことし県内でクマの目撃は10日現在で140件に上り、過去最多となった去年を大幅に上回るペースで推移しています。
人身被害は5月、朝日町と上山市で発生し、山菜採りに出かけた70歳と50歳の男性2人がそれぞれ顔の骨を折る大けがをしました。
また、酒田市では山菜採りに出かけた78歳の男性が山の中で死亡し、遺体の状態からクマに襲われた可能性が高いとみられています。
今回、クマによる死者が確認されれば、38年前の1988年に戸沢村でクマに襲われ、半年間で3人が死亡して以来です。
吉村知事「私自身も山菜採りが大好きで子どもの頃から山に入っていたがその頃とは状況がかなり変わって、趣味で山に行くのは危険だからできるだけ控えてほしいというのが偽らざる気持ち」
県は今後、クマが出やすい山が特定されれば、入山規制も検討していくとしています。
