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タフ&ニートで知られる1982年式SJ30型

初のスズキ公式ジムニー・ファンイベントとして3月28日に開催された、『ジムニー・デイ・イン湖西市』。鈴木俊宏社長も来場し、会場となったボートレース浜名湖対岸駐車場に約1000台、約2000人が集まった。

【画像】約1000台の『スズキ・ジムニー』から厳選? ジムニー・デイで出会った個性派たち! 全51枚

参加車は4代目となる現行型が大半を占めたが、往年のモデルで参加したベテランも多数参加。ここでご紹介する中村良夫さん(取材時年齢72歳)の愛車は、タフ&ニートのキャッチコピーで知られる1982年式のSJ30型だった。


中村良夫さんの愛車は、タフ&ニートのキャッチコピーで知られる1982年式のSJ30型。    高桑秀典

「LJ50型水冷2サイクル直列3気筒エンジンの排気量が539ccになったばかりのSJ10型、幌仕様に10年ぐらい乗って、22年前に後継モデルとなるSJ30型のFMタイプ1に乗りかえました」

リアの荷室をパジェロのイメージで自作

自動車趣味の大先輩となる中村さんは手先が器用で、何とリアの荷室をパリダカで活躍したパジェロのイメージで自作していた。

「アルミとポリエチレンの合板を組み合わせてシェルを造り、窓の部分にポリカーボネート板を付けました。アールになっているところは雨樋を流用しています」


陸運局に強度計算を提出し、フロントブレーキをドラムからディスクに変更している。    高桑秀典

中村さんの創意工夫はそれだけにとどまらず、エンジンの熱を利用して42度の温水シャワーがマイコン自動制御で出るようにしており、趣味のカイトサーフィン時に活用しているそうだ。JA11型の4サイクル用タコメーターも抵抗値を変えて後付けしている。

車検公認ひとり乗り仕様で、3Dプリンターで作った自車などが飾られた広い車内はサーフボード置き場になっており、鈴木社長も感心していた。

ダムドのフロントグリル装着を前提

本岡直樹さん(取材時年齢36歳)は、ダムドのフロントグリルを装着する前提でジムニーを購入した。

「もともと最新のジムニーが欲しいと思っていたんですね。それで地元の道端にあったスズキ・ディーラーの看板を見て、新車の見積もりをもらいに行き、この金額なら買えると思いました。


本岡直樹さんは、ダムドのフロントグリルを装着する前提でジムニーを購入。    高桑秀典

外装をイジることを想定し、ダムドのフロントグリルありきで考え、同ブランドのエクステリアパーツを取り扱っている3つのディーラーでもらった見積もりを比較し店舗を選択してます。試乗することなく660cc一択でオーダーし、半年待って新車が2025年4月4日納車されました」

主に休日のドライブに使っているらしいが、先日4連休を利用して関西から千葉県成田市まで遠征。ダムドのフロントグリルを装着しているジムニーの集まりに参加したそうだ。

1年を待たずして2万6500km走行

そういう使い方なので、1年を待たずして2万6500kmを走行。以前愛用していたダイハツ・ミライースで青森や鹿児島まで走り、累計走行距離が14万3014kmになったそうなので、本岡さんは軽自動車でのロングドライブに慣れているのだ。ちなみに1年間だけミライースとジムニーの2台体制であった。

リアに冷蔵庫を積み、ステアリングがモモになっているジムニーで、今後、北海道も九州も走破したいという本岡さん。ちなみにジャンパーを着用していたトミカは、実車のジムニーを買ってから子どもの頃の想いが再燃。ジムニー+デザインがいいアイテムを買っているとのことだった。


右側は趣味性を強くし、ジムニーの顔の一部だと思っている左側はシンプルにしている。    高桑秀典

JB64型からジムニー・ノマドに乗りかえ

ジムニーの歴史で初となる5ドアモデルで参加したオーナーも多かった。中島さん(取材時年齢63歳)もそのひとりで、普段使いをしていたJB64型からジムニー・ノマドに乗りかえたという。

オーダーしてから10ヵ月待って、昨年11月に納車されたそうだ。


普段使いをしていたJB64型から現行型ジムニー・ノマドに乗りかえたという中島さん。    高桑秀典

「趣味の写真を撮りに行く時に5ドアだと便利で、リアに人を乗せることもあるのでロングボディを選びました。これだったら妻、娘(28歳)、息子(26歳)も文句なしです」

JB64型はホイールベースが短く高速道路で怖かったが、ジムニー・ノマドは乗り味がシリーズの中で一番乗用車ライクで、ファッション性も高い点がお気に入りポイントとなっている。

ボディ同色グリルでファッション性をアップ

そのように話してくれた中島さんは、R35型日産GT-R、レクサスSC430、日産NV350キャラバン、NC型マツダ・ロードスター(娘が苦労しながら乗ってきた愛車を譲り受けた)も愛用中なので、ジムニー・ノマドの評価は確かなものだといえるだろう。

「地元のアルプスで風景写真を撮っています。すでに2700kmほど走りました。ボディカラーはジムニー・ノマドのみの設定となる赤だと自分のクルマだとすぐ分かるので、シズリングレッドメタリック&ブラックの2トーンルーフを選びました」


ホイールはレイズ。1インチアップのスプリングを入れ、さりげなく車高を上げている。    高桑秀典

妙にカッコイイなぁ〜と思ったら、ボディと同じ塗料でグリルをペイントし、同色仕様にして個性を演出していた。ちなみにSNSにグリルの写真をアップしたら、ふたりくらいマネしてくれたそうだ。