NASA(アメリカ航空宇宙局)は2026年5月7日、新たにパラグアイが「アルテミス合意」に署名したことを発表しました。署名式は現地時間同日午前、パラグアイの首都アスンシオンで行われ、AEP(パラグアイ宇宙庁)のオスバルド・アルミロン・リベロス長官が合意文書に署名しました。


【▲ アルテミス合意の参加67か国の一覧。2026年5月8日時点(Credit: NASA)】

アルテミス合意とは、アメリカ主導の有人月探査計画「アルテミス」を念頭に置いた、宇宙探査・利用を行う際の諸原則に関する国際的な合意のことです。日本はアメリカなどとともに最初の8か国の1つとして、2020年10月に署名しています。


アルミロン・リベロス長官は「アルテミス合意への署名はパラグアイにとって歴史的な節目であり、国際協力、宇宙の平和的利用、科学の発展、そして国家の宇宙能力の向上に対する我が国の姿勢を示すものです」と述べています。


AEPは2014年に設立され、衛星技術や地球観測の分野で能力開発を進めてきました。同国初の人工衛星「GuaraníSat-1」は2021年に国際宇宙ステーション(ISS)から放出されています。また、2機目の人工衛星「GuaraníSat-2」は2026年10月、カリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地からFalcon 9ロケットで打ち上げられる予定です。NASAのジェット推進研究所(JPL)などとの協力で開発が進められています。


18日間で6か国が署名 加速する参加の動き

既報の通り、アルテミス合意への署名は4月下旬から相次いでいます。4月20日のラトビア(62番目)を皮切りに、ヨルダン(63番目・4月23日)、モロッコ(64番目・4月29日)、マルタ(65番目・5月4日)、アイルランド(66番目・5月4日)、そして今回のパラグアイ(67番目・5月7日)と、4月20日から5月7日までの18日間で6か国が署名しました。


 


文・編集/sorae編集部


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