アーセナルがCL初戴冠に王手! サカの決勝弾でアトレティコ撃破、20年ぶりファイナル進出
遂に、今季のCLでファイナルの舞台に進む1チームが決まる。準々決勝セカンドレグ1試合目の対戦カードでは、ともに初の戴冠を目論むアーセナルとアトレティコ・マドリードが相まみえる。
アーセナルは今大会、ここまで行われた全13試合を無敗で終えている唯一のチーム。リーグフェーズでは8戦全勝とパーフェクトな成績を収め、首位でラウンド16へ進出すると、同ステージではレヴァークーゼン(ドイツ)を2戦合計3−1で撃破。準々決勝では守田英正を擁するスポルティング(ポルトガル)と激闘を繰り広げたが、ファーストレグでカイ・ハヴァーツが奪った虎の子の1点が勝敗を分け、2シーズン連続でセミファイナルに進出した。
そんな両者は今季のリーグフェーズ第3節でも対戦しており、当時はアーセナルがホームで4−0と完勝。4月29日にアトレティコ・マドリードのホームで行われたファーストレグは、ヴィクトル・ギェケレシュのPKでアーセナルが先手を取ったものの、フリアン・アルバレスのPKでアトレティコ・マドリードが試合を振り出しに戻し、1−1で“最初の90分間”を終えていた。
決着がつくセカンドレグに向けて、アーセナルはファーストレグからスターティングメンバーの5名を入れ替え。一方、アトレティコ・マドリードは1名のみの入れ替えにとどめてセカンドレグを戦う。
試合は序盤からアーセナルがボールを保持する構図となったものの、アトレティコ・マドリードも組織的かつ集中力の高い守備で隙らしい隙を見せず、手数をかけない攻撃でゴールに迫る場面も作り出す。アトレティコ・マドリードは序盤の8分、シンプルな速攻で右サイドを破ったジュリアーノ・シメオネからの折り返しに、フリアン・アルバレスが合わせたものの、シュートは枠の外へ。
拮抗したまま時計の針が進んだものの、徐々にアーセナルが敵陣へ押し込み続ける構図を作り出す。なかなかアトレティコ・マドリードのボックス内を攻略するには至らなかったものの、ガブリエウ・マガリャンイスらのミドルシュートも用いてゴールに迫っていく。
このような状況で前半終盤に突入すると、45分に均衡が破れた。アーセナルは最終ラインでボールを持ったウィリアン・サリバが中央を破るスルーパスを通すと、抜け出したヴィクトル・ギェケレシュは、角度のないところから無理にシュートまで持ち込むことはなく、1度ボールをキープ。体制を立て直してクロスボールを送ると、ボックス左で待っていたレアンドロ・トロサールが強烈なシュートを放つ。ここはGKヤン・オブラクに阻まれたが、こぼれ球をブカヨ・サカが押し込み、アーセナルが先手を取って前半を終えた。
後半に入ると、1点を追いかけるアトレティコ・マドリードが敵陣へ人数をかける場面を増やしていく。立ち上がりの51分には、GKダビド・ラヤを狙ったサリバのバックパスをジュリアーノが見逃さず、アトレティコ・マドリードに決定機が到来したが、ガブリエウの粘り強い対応に阻まれる。アーセナルとしては、ミスで肝を冷やした場面だったが、ガブリエウが見事な守備で危機を救った。
