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徳島市は4月から、これまでのいわゆる「缶」「びん」「ペットボトル」の一括収集をやめ、ペットボトルの単独収集を実施しています。

開始から4月30日で1か月、市民にどの程度浸透しているのか、現状を取材しました。

「オーライ」

4月27日、月曜の朝。

徳島市丈六町。

この日は、「ペットボトル」の単独収集日です。

徳島市では4月から、「缶」「びん」とは分けて「ペットボトル」のみの単独収集が始まっています。

これまでの一括収集では、不純物が混ざったり汚れたりして、リサイクル率は20%ほどにとどまっていました。

年間約800トンが最終処分場へ埋め立てられているとみられ、状況の改善を図ります。

(徳島市 環境政策課・ 課長補佐)
「4月から始まりまして、みなさまのご協力により非常にきれいなペットボトルが排出され、回収できていると思う」

市の担当者はこう話しますが、「ペットボトル」を出す際には、ラベルとキャップを外す必要があります。

丈六町はこの日、2度目の単独収集日でしたが、そのままの「ペットボトル」が散見されました。

それらの袋には、「収集できません」というシールが貼られます。

ここでは、約4分の1が収集されずゴミ置き場に残されました。

別のごみ置き場でも…。

あなたも街のあちこちで、見かけたことがありませんか?

徳島市はこれらについて、きちんと分別した上で次の収集日に改めて出すよう求めていますが、何週間にもわたって放置されている例も少なくなく、大きな課題となっています。

続いて向かったのは、徳島市飯谷町の中間処理施設。

リサイクルの現場です。

施設によりますと、運ばれた「ペットボトル」の1割ほどは、汚れや飲み残しがあるそうですが、残りの9割はリサイクルできていてこの点では大きく前進しています。

このあと「ペットボトル」は圧縮されて、滋賀のリサイクル工場へと運ばれます。

(徳島市・遠藤彰良 市長)
「きれいな状態で出していただくほど、リサイクル率はあがる」
「みなさんの出したペットボトルが、ペットボトルになってまた返っていく」

徳島市は2025年、「ペットボトル」の単独収集開始に先立ち、大塚製薬とリサイクル業者の3者で協定を結びました。

この協定に基づいて、収集された「ペットボトル」は滋賀にある業者の工場へと送られ、そこで原料に加工されたのち、大塚製薬の飲料用「ペットボトル」へと生まれ変わって、私たちの手元に戻ってくるという仕組みです。

こうしたプロセスで特に注意が必要なのが、「びん」との混合だと言います。

(徳島市 環境政策課・ 課長補佐)
「瓶は細かく砕けてしまうと取り除くことができない。ペットボトルに戻る段階で破裂してしまう」
「工場が稼働停止にも最悪の場合なってしまうので、瓶は必ず一緒にしないでペットボトル単体で出していただけたら」

一般家庭で年間に平均約1000トン出されるという「ペットボトル」。

それを再資源化できるかどうかは、私たち一人一人のほんの少しの行動にかかっています。

「ペットボトル」は「ラベル」と「キャップ」を外すだけでなく、必ず中を水洗いすること、「ラベル」と「キャップ」はプラゴミとして出せば、リサイクルされるということです。

持続可能な未来のために頑張りましょう。