京都府南丹市で遺体で見つかった安達結希くん、遺体が見つかった現場付近にはたくさんのお供え物が(右・時事通信フォト)

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 京都府南丹市で小学生の安達結希くん(11)が遺体で発見された事件。4月16日、京都府警は義父である安達優季容疑者(37)を死体遺棄の疑いで逮捕した。容疑者は調べに対して遺棄容疑を認め、殺害についても「衝動的に首を絞めて殺した」などと認めているという。

【写真】同じ職場内で、結婚、離婚、再婚と繰り返した安達容疑者、エメラルドグリーンの池を念入りに捜査する捜査員

 容疑者は、逮捕後の調べで「(殺害してから遺体が発見されるまで)遺体を複数箇所に移した」と供述していた。

「府警は逮捕後、小学校と安達家を繋ぐ通学路上にある公衆トイレを現場検証していましたが、その公衆トイレに遺体を一時的に遺棄していた可能性があるとみられています。また、捜査関係者によると、逮捕前の調べで『学校へ送ったあと、公衆トイレに寄った』と警察に説明していたことが新たに判明しているとのことです」(全国紙社会部記者)

 安達容疑者は、昨年12月に結希くんの母親と結婚。曾祖母、祖母、母親と、結希くんの母親の兄夫婦が暮らす4世代家庭の安達家で同居していたという。

「結希くんのお母さんは高校卒業後に上京。東京で結婚して結希くんを出産しましたが、離婚後に地元へ戻ってきています。その後、職場である京丹波の工場で安達容疑者と出会い、親密な関係になったようです。従業員からは、結婚の数年前から『付き合っているのでは?』と噂になるほどかなり近い距離感で接していたとの証言も聞こえてきています」(同前)

 3月下旬には、新婚旅行の計画を立てていたという。地元住民が語る。

「行方が分からなくなった日の翌日の3月24日が終業式だったらしいんだけど、結希くんには終業式を休んでもらって、みんなで台湾旅行に行く予定を立てていたみたいだよ」

「結婚後はあまりベタつかなくなった」

 安達容疑者は、なぜ罪を犯してしまったのか。

 職場関係者も「なんでそんなことになってしまったのかって想像してまうね。夫婦はとても幸せそうだったのに……」と訝しげな表情を見せた。

「(職場での2人は)もうずっとベタベタで。優季さんのいるところにはお母さんがいる、お母さんのいるところには優季さんがいる、ってぐらい常に2人で一緒に行動していた感じだったよ」

 一方で、結婚後には2人で一緒にいるところを見る機会が少なくなっていたという。

「結婚のちょっと前までは2人とも同じ部署だったんだけど、人事の配慮があったのか、別の部署に移されたみたいで。そこからはあまりベタつかなくなったんよね。

 それと、『結婚してから優季さんの様子がガラッと変わって元気がなくなった』って言っている人も周りには多くて。ずっと髪がボサボサやし、服装も乱れているというか……。一回、起きたてのままみたいな髪で出社してきた時があって、その時は流石に『えっ?』って感じでした。パーマをあてたのも、結婚してからかな」(同前)

 職場関係者からは「優秀な社員」と評判だったという安達容疑者。地元住民からも「そんなことをする人とは思えない」との声が漏れ聞こえてくる。何が彼を衝動的な犯行に追いやってしまったのか──。