SNS「アップリカのベビーカーは貧乏と笑われた」投稿が話題!「マウンティングくだらない」「私も使ってたけど」反響多数だけど“高価=いいもの”とは限らない!? マウント言動の背景とは

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子育て中の人であれば、「ベビーカーマウント」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。   「ベビーグッズで周囲に対してマウントをとる」ことですが、なぜ赤ちゃんのためのグッズがマウントの対象になるのかと疑問を持つ人もいるかもしれません。しかし実際に、SNSで「アップリカを使っていたら笑われた」という投稿が話題になりました。   ベビーカーは育児に欠かせないアイテムだけに、周囲の目が気になるという人も少なくありません。しかし、価格やブランドだけで「良しあし」を判断してしまって本当によいのでしょうか。   本記事では、4児の母である筆者が、ベビーカーの選び方や価格について解説していきます。

ベビーカーの価格帯はどれくらい?

ベビーカーの価格は、メーカーや機能によって大きく異なります。国内メーカーであるアップリカの場合、一般的な価格帯は3万~7万円程度です。一方、海外ブランドのいわゆる「高級ベビーカー」は10万円を超えることも珍しくありません。
アップリカの価格は、海外製ベビーカーよりは安いものの、国内メーカーで比較すると、標準~やや手頃な価格帯です。つまり、「アップリカのベビーカーは安物」「アップリカは貧乏な家庭のベビーカー」という考えは、やや短絡的といえるでしょう。

高いベビーカー=良いものとは限らない理由

ベビーカーは、価格が高いもののほうが安心なのでしょうか。もちろん、高価格帯の商品は作りがしっかりしている傾向はあります。
しかし、必ずしもそれが全てであるとはいえません。ベビーカーの価格差は、主に以下のような要素で決まります。


・デザイン性やブランド力
・フレーム素材(軽量アルミやカーボンなど)
・サスペンション性能
・折りたたみ構造の複雑さ
・海外輸送コスト

つまり、「安全性」や「使いやすさ」だけでなく、デザインやブランド価値も価格に含まれているということになります。
ベビーカーには「SGマーク制度」という基準があります。これは、一定の安全基準を満たした製品に付けられる、いわば「安心のお墨付き」マークです。
つまり、この基準をもとに適切に選べば、数万円のベビーカーでも安全性に問題はないのです。日本のメーカーであるアップリカやコンビは、この安全基準に基づいて設計されています。

ベビーカーを選ぶうえで大切なポイントは?

ベビーカー選びでは、「価格」よりも「自分の生活で使いやすいか」という目線で選ぶことが大切です。例えば、車移動が多い家庭と、徒歩や電車移動が多い家庭では、最適なベビーカーは異なるでしょう。
車移動がメインの家庭では、車に積み下ろしをする場面が多いので、折りたたみやすさやベビーカー自体の重さが重要となるでしょう。逆に徒歩や電車など、赤ちゃんをベビーカーに乗せての移動が多い場合は、段差や坂道での操作性や、シートの快適さと乗り心地が気になるポイントとなってくるでしょう。
また、一般的にアップリカのような国内メーカーは、日本の道路や生活環境に合いやすい設計がされているため、軽量で扱いやすいモデルが多い一方、海外製のベビーカーは、デザイン性の高さ、走行性や安定性で軍配が上がるといわれます。
どちらが良いかではなく、生活スタイルや使う場面によって、向き不向きが変わるため、見た目や価格だけでなく、総合的に判断することが大切なのです。

SNSの評価に振り回されすぎないことも大切

ベビーカーの価格は確かに差がありますが、その差がそのまま「家庭の貧富」や「親としての優劣」になるわけではありません。マウントの正体は、「価格ではなく心理的なもの」という見方もでき、マウントをしてしまう言動の背景には、「自分の選択に自信を持ちたい」という心理があることも多いでしょう。
SNSは、どうしても極端な意見が目立ちやすい傾向があります。しかし、ベビーカーは見栄で選ぶものではなく、日々の育児を支える大切な道具です。アップリカのベビーカーは、けして「貧乏向け」といえるものではありません。価格帯としては標準的であり、安全性は一定の基準を満たしています。
ベビーカーは、価格やブランド、そしてSNSの意見に惑わされすぎず「自分と子どもにとって使いやすいか」という視点で選べば、きっと最適なベビーカーが見つかるでしょう。
執筆者 : 渡辺あい
ファイナンシャルプランナー2級